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【特別編】「写真・映像用品年鑑」2007年版はデジタル製品とプロ向け用品を強化 |
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～CD-ROM版はMacにも対応、壁紙などの新機能も
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年々新たな展開を見せる「写真・映像用品年鑑」だが、日本写真映像用品工業会が事務局となって制作している。来年のPIEに向け、いよいよ掲載会社募集が始まると聞いた。そこで、日本写真映像用品工業会で用品年鑑の事務局をつとめる小野正博氏に話を伺った。 来年のPIEまでまだ期間があると思いますが、今、どのように取り組んでいますか? 日本写真映像用品工業会と、会員会社のメンバーからなる「カタログ委員会」という組織でより魅力ある年鑑を目指し、毎年PIE終了直後から、翌年の用品年鑑に向けて企画を立ち上げています。 来年の写真映像用品年鑑の掲載についての案内(媒体資料)を作るために、既に表紙のイメージも決定、さらに読みものとしての特集記事の内容について、討議を行なっているところです。 表紙のイメージは著名な写真家である、竹内敏信氏の写真を2006年版に引き続いて採用しました。
これさえあれば、ほしい写真・映像用品が必ず見つかるというだけでなく、製品の使いこなしのヒントも得ることができる、有用な特集記事まで掲載されている他にない年鑑として、写真映像用品各社に掲載を呼びかけ続けています。 私自身も、時間があるときにパラパラみていると「こんな用品があったの?」という発見をすることがたびたびあります。ユニークな製品が多数掲載されていて、掲載製品のひとつひとつに製品の開発者の熱意が、紙面を通じて感じられてうれしくなります。 この年鑑にはどのくらいのメーカーが掲載していますか? 2006年版では、60社の掲載実績があります。実は2006年版では以前に比べ、21社も新規掲載がありました。これからも「載っていない写真・映像用品はない」というものを追求すべく、新規掲載メーカーを募集していきます。年鑑には製品のみでなく、メーカー名、ブランド名、ホームページアドレス、連絡先などが一覧でチェックできる作りになっていますので、掲載各社の認知度をアップするのに役立っていると考えています。 過去には日本写真映像用品工業会が行なっていた「写真・映像用品ショー」に出展しないと、この年鑑の前身「写真・映像用品総合カタログ」に掲載できない時代もありましたが、今の写真・映像用品年鑑は、工業会に加入していなくても掲載が可能となっています。 この年鑑はどのように使われていると思いますか? 毎年、PIEの入場者全員に配布しているので、写真愛好家が中心と思いますが、カメラ店さんが製品を売るときの手引き書として、年間を通じて店頭で使われています。また、製品を紹介するときにもこの年鑑の内容を見せながら説明しているのをよく見かけます。 製品の購入、流通の人々や、カメラ関係の記事制作に欠かせない本として、多くの人に認知されています。 今、写真を学ぶ人が増えていますので、写真を撮るにはカメラ・レンズだけでなく、写真・映像用品も必要ということで、写真学校や写真セミナーの参加者にもこれから手にとってもらう機会が多くなると考えています。 これから掲載を勧めたい製品にはどのようなジャンルがありますか? 進展著しいデジタル関連メーカーさんの製品です。昨年は、多くのメディアメーカーさんなど新規掲載がありました。たくさんいい製品を出されていても、まだ掲載なさっていないメーカーさんも多数あります。 写真・映像用品を総まとめにしているのはこの年鑑だけですので、是非ご掲載いただいて、掲載メリットを感じていただきたいと思います。 また、アマチュアだけでなく、プロ専門の製品を扱っているメーカーさんにも是非掲載いただきたいと考えています。プロ用機材は必ずしもプロだけではなく、アマチュアでも使える品質の高い製品がたくさんあるのですから、掲載されればたくさんのハイアマチュアの皆さんが喜んでくださると考えています。
2007年版の企画にはどのようなものがありますか? 2006年版で初めて制作し「コンパクトで持ち運びしやすい」という評価を得たCD-ROM版を2007年度も引き続き制作しますが、今度はよりグレードアップしたものを企画しています。 2006年版はWindowsのみの対応だったのを、Macとのハイブリッド版とします。また、製品検索機能も導入することで、より早く「見たい商品を見ることができる」ものにいたします。CD-ROM版のみの特典として、竹内敏信氏の作品をPCのデスクトップの壁紙にできる機能を入れる予定です。 また、特集記事として「注目の我が社の製品ここがス・ゴ・イ!!」という企画を予定しています。各社の目玉商品を一覧で見ることができ、「今年の目玉商品は何か」ということが素早くチェックできます。 人気の高い「写真用品あれこれ便利帳」といった企画も引き続き行ない、写真用品をよりわかりやすく解説していきたいと思います。 ■ ＵＲＬ 日本写真映像用品工業会 http://www.jpvaa.jp/ （ 木村 英夫 ） 2006/08/24 00:00
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