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FoxFire 「フォトレックレインカバー」 |
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雨の中でじっくり撮影するためのレインカバー
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同社が手がける写真用品は「FoxFireフォトレック」シリーズとしてリュック、三脚ケースなどがある。あらゆる写真用品が掲載されている日本写真映像用品工業会発行の「写真・映像用品年鑑」には、銀一の扱いで紹介されている。フォトレックとは、フォト＋トレッキングからの造語で、山野を歩き回りながら撮影する目的での写真用品を意味する。 FoxFireシリーズの「フォトレック レインカバー」(7,245円)は、モンベルのレインカバーとは大きく異なり、三脚をセットしてじっくり撮影するときに使うためのものだ。メーカーそれぞれの考え方の違いが製品に反映されており興味深い。 フォトレックレインカバーは、拡げると120×75cmの縫い目の無い1枚の布で、中心部にファインダーや液晶モニターをチェックするための透明部がある。全長30cmまでのレンズをつけたデジタル一眼レフカメラをカバーできる。カラーバリエーションはブラックとダークグレーの2色だ。 メーカーのカタログには「70～200mm F2.8クラスのレンズを取り付けたカメラをカバーできる」とあるが、それより短い標準ズームやマクロレンズでも使用できる。レインカバー中央部の透明部近くに、長さ調整可能なゴムバンドがあり、このバンドをレンズに引っ掛ける。そしてレインカバー先端部をレンズのフード先端部に掛けるようにし、マジックテープで留める。短いレンズで使うときは、布地がダブつく感じになるものの問題なく取り付けできた。
レインカバーの中央部にある透明部分は、デジタル一眼レフカメラの上部液晶パネルやファインダー、液晶モニターがチェックできる位置にくる。透明なビニール素材の透過度は良好でファインダーは問題なく見えるが、反射がやや多いため液晶モニターの確認は手で覆って確認する必要があるかもしれない。 カメラの操作はレインカバー下から手を入れてダイヤル操作やシャッター操作、ピントやズームの操作を行うことになる。レインカバーはサイズが大きく三脚の雲台部分までカバーできるので、三脚の操作もカメラ操作と同様、レインカバーの下側から手を入れて操作する。レインカバーの透明部はマジックテープで固定するため、持ち上げると外すことができる。メモリカードの交換などで便利だ。
フォトレックレインカバーはナイロン製で、エアロポーラスというレインコートで使われている2層の素材を採用しているとのことだ。表面は雨をはじく素材ながら、裏地は湿度を通すためムレを解消するという。三脚の雲台部分まで含めて大きくカバーするサイズのため、三脚を使ってじっくり撮影するには便利なレインカバーだ。雨の風景撮影などに是非活用したい。 ■ ＵＲＬ フォックスファイヤー http://www.foxfire.jp/ 製品情報 http://www.ginichi.com/shop/foxfire/detail/fox22.html （ 木村 英夫 ） 2006/06/15 01:02
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