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モンベル「カメラレインカバー」
雨の日の撮影をサポートするカメラのレインコート
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これから梅雨時、撮影に行くのがおっくうになる季節である。
でも、視点を変えれば「雨の日ならではの被写体」というのもあり、雨の日に撮影を行なうこともある。ところが多くのカメラ、特に一眼レフでは「完全な防水」にはなっておらず雨の中、カメラを雨に濡らしながら歩き回るというわけにはいかない。
雨の日の撮影グッズには、傘をさしながら撮影するための「アンブレラホルダー」や、レンズ部やファインダー部が透明な素材でできている「カメラレインカバー」というアクセサリーが売られているが、いずれも「カメラを持ち歩きながら撮影する」ことをあまり考えていない仕様だ。
今回取り上げたモンベルの「カメラレインカバー」(2,730円)は、小雨の時の移動時にカメラを雨から守るための「カメラ用レインコート」。サイズは一眼レフ用として作られており、12cmまでの長さのレンズをつけても使用できるという。撮影者本人がレインコートを着るか、傘をさしながら移動するとき、肩または首にかけたカメラを濡らさないように保護するためのものだ。撮影時にはカバーから取り出して撮影することになるので、傘をさしてカメラが濡れないようにして使う。
セットの仕方は簡単だ。あらかじめ、カメラのストラップに付属の「雨返し用ネオプレンパーツ」を取り付けておき、あとはストラップをカメラレインカバーの上から取り出して、レインカバーの上部を折り返すだけ。素材はレインコートのような風合いの「70デニール・ナイロンタフタ」で、目が細かく、水をはじく生地。裏面は白い生地で、水を通さず、割合しっかりした風合いだ。
レインカバーの裾にあるヒモを引くとカバーの裾を絞ることができ、雨の降り込みが防げるよう工夫されている。ヒモを引かずに下側を開けておけば、カメラを素早くセットできて、シャッターチャンスをとらえやすい。
付属の雨返し用ネオプレンパーツ
カメラのストラップをカバーの上部の穴に通してセットする
ストラップを通したあと、穴の中央をマジックテープで止めてふさぐ
さらに二重に折り、マジックテープで止め、水分が入らないようにしている
レインカバーの下を開けておけば、素早くカメラを取り出せる
カバー下側のヒモを引くと裾を絞ることができ、雨水の浸入を防げる
レインカバーを持ち上げるだけでカメラを取り出すことができ、素早く撮影することができる
モンベルはアウトドア用品のメーカーではあるが、実際にカメラを持ち歩いている人が考えたのであろう、移動から撮影への流れを考えた、よくできた製品だ。雨が降っているから、とカメラをしまい込まず、積極的にカメラを持ち回りたい人に最適だ。
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URL
モンベル
http://www.montbell.com/
製品情報
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2006/05/09/3756.html
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( 木村 英夫 )
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