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エツミ「テレ回転防止プレート」 |
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三脚を使って撮影するときの、有力な「オジギ」対策
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三脚を使って撮影するとき、カメラと三脚の固定部分は「ネジ」で止める。このネジ規格は「U1/4インチ」という、特殊なネジ規格で、三脚以外には「傘の先の部品の固定」くらいにしか使われないものだそうだ(そのため、折りたたみ傘の先にカメラを付けられる、という裏技がある)。 元々は小型カメラ用に考えられた規格で、今のような望遠レンズが出てくるのを考えてなかったのだろうか、実際の撮影時には問題が起こることもある。例えば、重い超望遠レンズの固定時には、ちょっと頼りなさげである。 また、三脚座のない重いレンズをつけたカメラを縦位置にセットすると、レンズの重さによってカメラが前に倒れてくる、という問題がある。これは、カメラと雲台の間が「カメラ底面と雲台上面コルクの摩擦力」で固定されていて、しかもレンズの重さが「カメラの取り付けネジが緩む方向」に力をかけていくためである。その結果、狙いよりもカメラが下側に向いてしまう。 10年ほど前の直進ズーム「ニッコール80～200F2.8」が特に起こりやすかった。縦位置の撮影時に、重いレンズをカメラ側の三脚取り付けネジで支えるのは難しいのだ。 そこで考えられたのが「テレ回転防止プレート」。プレートの裏にスパイクがついており、雲台上のコルクにスパイクがひっかかり、L字型のカメラ背当て部分によって「オジギ」を抑える。
安価で手軽なアイデア撮影用品だが、効果はある。ただ、雲台のカメラ取り付け面にプラスチックなど固い材質を配しているものは、プレートのスパイクが食いつかず、使えないようだ。雲台のカメラ取り付け面がコルクのもので使用するとよい。 ■ ＵＲＬ エツミ http://www.etsumi.co.jp/ （ 木村 英夫 ） 2005/12/08 00:13
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