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ヨドバシカメラ デジカメお色直し 革っちゃいマス。 |
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実用度も高いコンパクトデジカメ用「貼り革シール」
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要は本体前面に貼る機種専用の革シールで、もともとはヨドバシカメラ全店で今夏に行なっていた販促キャンペーン「デジカメお色直し 革(かわ)っちゃいマス。」のプレゼント品。同社指定のデジタルカメラを購入すると、その場で対応する「革っちゃいマス。」がもらえるというものだった。その後、「革っちゃいマス。」単体での発売がヨドバシドットコムで始まり、現在に至っている。 対応機種は、オリンパスμ DIGITAL 800、同IR-300、カシオEX-Z750/S500、キヤノンIXY DIGITAL 600、コニカミノルタDiMAGE X60、三洋電機DMX-C5、ソニーDSC-T7、ニコンCOOLIPIX7900、富士フイルムFinePix F10/Z1、松下電器DMC-LX1/FX9/FX8、リコーCaplio GX8/R2。 革の色はブラック、ブラウン、レッドの3色。最初から本体デザインに合わせてカットしてあり、社名や機種名のエンブレム周りをくりぬいたり、ストロボを避けたりと、機種ごとに涙ぐましいデザインが見られる。シールの枚数は、グリップ用1枚、その他のスペース用1枚といった2枚が多い。パッケージは「牛革」とある。 もうひとつのポイントは、革シールと色や素材感を揃えたリストストラップが付属すること。こちらも革製なので、高級感はそれなりに高い。このストラップに1,880円を払うと思えば納得いく価格だ。
貼り革といえば、ライカのグッタペルカやシャークスキンなど、ゴムや合皮のたっぷりとした感触を思い浮かべるところ。しかし「革っちゃいマス。」では、それらに比べるとざらつきや吸い付き感が薄い。シボ加工のためそれなりに凹凸はあるものの、どちらかというとツルっとしているのが残念だ。価格を考えれば仕方がないところだろう。機種によっては曲面に貼ることになり、シールそのものの薄さも感触に影響している。 とはいえ、今回試したFinePix F11(FinePix F10用を利用)の場合、もともとグリップ部の金属がサラサラしていて少々滑りやすかったので、1枚の革シールがもたらした安心感は絶大だ。革の割には最初からやわらかいストラップとともに、実用度は高い。グリップと反対側に付けるちょびひげのような革は個人的に必要ないと思うが、見た目の印象も大きく変わり、F11に対する愛着が深まった。 「革っちゃいマス。」が最も似合うのは、IR-300やDMC-LX1のように、レンズが本体のほぼ中央にあるタイプだろう。貼り革が前面を大きく覆うことになり、特にLX1はもともと漂う「ライカ度」(?)がアップ。さらにLX1の場合、「その他スペース用」の革のひとつがレンズキャップに貼るタイプとなり、すべて貼り終えるとまるで別のカメラのような印象となる。まさに「お色直し」だ。 コンパクトデジタルカメラに「手軽な貼り革(シール)」というアプローチで新機軸を打ち出した「革っちゃいマス。」。夏以降の最新機種への対応はまだのようだが、今後もアクセサリーの定番となるよう、企画を続けてほしい。 ■ ＵＲＬ ヨドバシカメラ http://www.yodobashi.com/ 製品情報(革っちゃいマス。) http://www.yodobashi.com/enjoy/more/productslist/cat_89_173/44231517.html ■ 関連記事 ・ ヨドバシカメラ、デジカメ購入者対象の「革っちゃいマス。」キャンペーン（2005/07/27） （ 本誌：折本 幸治 ） 2005/11/24 00:12
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