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バッファロー「DirectStation POCKET」 |
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小ささで勝負の1.8インチHDDフォトストレージ
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最大の特徴はその小ささ。小型の1.8インチHDD(容量20GB)を採用したメリットを最大限に生かし、64×20×98mm(幅×奥行き×高さ)、重量145gというボディを実現している。同じく1.8インチHDDを搭載するTripper mini(飛鳥)やフォトバンク(トランセンド)に比べても、20mmという薄さからくる収納性は高い。表面処理などの質感も悪くない。容量は20GB。アマチュアなら1日の撮影分として十分な容量だろう。 便利なのがCFスロットの側に設けられたSDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO対応のスロット。特にアダプタなど持ち歩かなくても、たいていのデジカメの画像を吸い上げることができる。また、メモリカードを挿入すると、電源OFFから自動的に電源が入るのも、使い勝手がよい。 3万円弱という価格の割にはお買い得な印象のDSPだが、仕様的には割り切りも見られる。たとえば、本体だけでできるのはメモリカードからHDDへの画像のコピーだけだ。メモリカードやHDD内の画像の削除はPCに接続して行なう必要があるし、HDDからメモリカードへの書き戻しもできない。
メニューでコピー操作を選択すると、メモリカード内の画像は否応無くHDDにコピーされる。特定のフォルダの画像だけをコピーする、といった操作もできないし、一度コピーした画像でも再度コピーされてしまうから、コピーしたカードはデジカメかPCで中身を消しておく必要がある。また、本体側のUSBコネクタはMini-Bという特殊な形状で、ACアダプタ用のコネクタを兼用している。そのため、出張先などでUSBケーブルを入手しづらいのも覚えておきたい。 さらに、ライバル機より転送速度が少々遅いのもネック。RAWファイル30枚(計163MB)の転送速度は、本機が約2分、Tripper miniが約1分15秒。70枚のJPEGファイル(計163MB)でも、本機が約2分、Tripper miniが約1分17秒という結果になった。起動も遅く、操作できるまで約9秒かかるのはもどかしい。 とはいえ、何よりもこのコンパクトさは捨てがたい魅力だ。またこのクラスとしては、CFスロット以外のカードスロットを装備するのは珍しいので、SDメモリーカードやメモリースティックユーザーにおすすめしたい。 ■ ＵＲＬ バッファロー http://buffalo.jp/ 製品情報 http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/storage/directstation_pocket/ ■ 関連記事 ・ 飛鳥「Tripper mini」（2005/04/05） ・ バッファロー、1.8インチ20GB HDDのポータブルストレージ（2005/02/02） （ 編集部 ） 2005/05/26 00:25
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