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ハクバ「液晶シェード」
まるで純正! 一体感に優れた一眼レフ用液晶フード
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左からD100、S2 Pro、D70、Kiss Digital用
屋外の撮影で、デジタルカメラの液晶パネルで画像を確認しようとすると、液晶画面への「反射光」で撮影画面の確認がうまくできなことがある。手で覆ってチェックすることもあるのだが、どうもスマートでない。そこで複数のメーカーから「液晶フード」なるものが売られている。
先日のフォトイメージングエキスポ2005で過去に見た中で最もスマートな液晶フード(ハクバの商品名は「液晶シェード」)を見かけたのでテストを希望したところ、まだ試作品だという。先日、量産試作品を手にする機会ができたので早速チェックしてみた。
当初の発売アイテムは「D100」、「D70」、「EOS Kiss Digital(初代)」(以上、各5,880円)「FinePix S2 pro」(4,410円)の4種で5月に発売。順次ほかのカメラ用も製品化していく予定だという。
D100用の液晶シェード。D100と同じ黒色レザートーンに表面を仕上げている。表面仕上げは機種によって異なり芸が細かい
D100用のカメラ取り付け面。両面テープで取り付ける。D70用は純正の保護パネル用取り付けツメを使用
D100に取り付けたところ。購入時に付属している「液晶保護パネル」を外してから装着する。完全に一体化するデザインだ
フード部を外して液晶保護パネルだけにすることも。フードの開閉をしなくてもすぐに画像確認ができる
Kiss Digitalは、カメラのアイカップを外し、液晶シェードを替わりに上から差し込んで固定する
この製品の優れているところは、カメラの背面に完全に固定するところである。デザインも個々のカメラにフィットするようになっており、フード部の「HAKUBA」ロゴがなければ、最初から付いている部品か、メーカー純正の付属品のように思える高品位な仕上げである。液晶保護パネル部とフード部からなり、Kiss初代用以外の3アイテムは「液晶保護パネル」単体でも使用できる。
フード部は、昔の二眼レフを思わせるようなワンタッチ構造。フードを下から上へ開くと左右のフード部がバネ式で起きあがってくる。
S2 proに標準装備の液晶保護パネル。再生画面がほとんど見えない。このパネルは結構柔らかく、傷が増えたのでそろそろ交換したい状況
屋外で画面確認をするには、手で覆って遮光しなければならない。ようやく再生画面が見えてきた
ハクバ液晶シェードをつけた様子。3方向を遮光するので結構再生画面が見やすくなる。また、バッグに入れて持ち運ぶときにフードをたためば、モニター部を傷つける心配はない
屋外での液晶モニターの確認、液晶モニター部の傷付き防止という点で、この製品は過去にでたものの中で最も完成度が高いと思う。問題は価格だが、5,880円は、液晶フードと液晶プロテクト用のフィルムを合計した額より「ちょっと割高」という程度である。カメラバッグの中でモニターが傷付く問題がなくなり、見た目も本体と完全に一体化するいい仕上げだ。私自身も是非使いたいと思う。
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URL
ハクバ
http://www.hakubaphoto.co.jp/
( 木村 英夫 )
2005/05/10 00:57
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