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ラムダ「チェストカメラケース」
山岳写真を愛するカメラザックメーカーのアイデア商品
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チェストカメラケースLサイズ
ニコンD100+大口径ではないタイプの標準レンズの組み合わせでちょうどいいサイズ。ショルダーバッグとして使うためのストラップが添付されている。サイズは180×200×130mm、350g
「ラムダ」は、社長の佐久間氏自らが山岳写真愛好家で、自身のアイデアを取り入れた製品作りを行なっている「カメラザック」メーカーである。
日本製のカメラザックブランドとして独特の立場にあり、大手カメラ量販店以外にも、アウトドア用品専門店でも製品の流通を行なっている。「ラムダ」の製品は、主に「カメラザック」であるが、それ以外にも「三脚用のスノーシュー」や「雨天時の簡易雨よけ(ラムダ・カメラレインボー)」など、山岳写真愛好家に便利であろう製品を提供している。
今回取り上げた「チェストカメラケース」(Lサイズ)は他に類を見ない、ユニークな商品である。純国産で希望小売価格は12,500円。
移動距離が長いアウトドアでの撮影には「リュック」タイプのカメラバッグが便利で、体にかける負担も少ない。ところがカメラを取り出すのにいったんリュックを肩から下ろさないと撮影体制に入ることができない。そこで「すぐ撮影体制に入れる」よう、カメラを首から提げることになる。が、首に負担がかかるし、カメラをぶつけたりするおそれもある。
そこで、この「ラムダ式チェストカメラケース」を使うと、首に負担をかけることなく、さらにカメラを取り出しやすい状態で移動できる
外での撮影時に多いスタイル。首に負担がかかるとともに、カメラが出しっぱなしになることで事故が心配
チェストカメラケースを手持ちのカメラ用リュックにつけた様子。この写真ではチェストカメラケースの位置が下すぎるので、実際はもう少し上目に調整する
上フタは前側に倒れるので、非常に取り出しやすい。フタの内側にはメッシュポケットがあるのでメモリーカードやバッテリーを入れておくのに便利だ
チェストカメラケースはラムダのカメラザックへの対応を考えているが、もちろん手持ちの他社のリュックでも取り付け可能。サイドの「バックルではずせるストラップ」をはずして、カメラリュックの肩ひもに二重輪の「キーリング」を通し、先にリュックを背負ってからバックルで固定する。
チェストケースの体に当たる部分はメッシュで蒸れないように考慮されている。さらにウェストポーチとしても使えるよう、サイドにウェストベルトが収納されている。
チェストカメラケースの取り付け例。肩ひもにストラップをつけておけば、後はすばやくバックルでの固定が可能
背面から見た様子。フタはサイド部を「ファスナー」、手前側を「面ファスナー」で固定する。取っ手をつけているのですばやく開閉できる
内部。仕切りは1枚のみだが、裏地は面ファスナーが取り付く素材
アウトドアでの撮影が快適になるチェストカメラケース。メーカーでは、カメラを横位置に置くよう、中の仕切りは1枚のみになっていて、この仕切りの中にフィルムを入れると便利、という説明がされている。が、速写性を考えるとレンズを下向きに入れたくなる。内部の素材はどこでも面ファスナーが取り付く素材になっており、他のカメラバッグの余った仕切りを転用することも可能なので、上手にカスタマイズして使いたい。
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URL
ラムダ
http://www.lamda-sack.com/
製品情報
http://www.lamda-sack.com/cameracase.html
( 木村 英夫 )
2005/03/15 00:04
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