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堀内カラー |
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～プロラボのクリーナーがコンパクトなケースに
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中身は「オリンパスEEクリーナー」(30ml)、クリーニングペーパー(15枚)、先細綿棒(15本)、フォトクロス(1枚)、レンズブラシの5点。取っ手付きのコンパクトなケースに収められている。ヨドバシカメラ新宿西口本店での販売価格は1,596円(10月時点)だった。 内容物のうち目を引くのが「オリンパスEEクリーナー」だろう。その名の通り光学メーカーのオリンパスが発売した「ハイパークリーン」シリーズをもとにした洗浄剤で、カメラ店ではオリンパスブランドのエアゾールタイプを良く見かけたものだ。 ハイパークリーンの使用例としては、ガラス、セラクミック、金属、プラスチックが挙げられているが、本セットのクリーナーには「LENSクリーナー」とある。汚れているレンズは手元に数あれど、とりあえず眼鏡とプロテクトフィルターで試してみた。拭き取りに使ったのは同梱のクリーニングペーパーだ。
クリーナーボトルは目薬のようにクリーナーが1滴ずつ出る仕組み。速乾性を意識しながら使用したが、意外に伸びが良い。拭き取り跡は目立ちにくいものの、さすがに指紋など油分の多い汚れを拭くと、一度で油膜を拭き取れないことも多い。完全にきれいにするには何度もこする必要があり、やはり素人が行なうカメラレンズでの拭き取り作業は「最後の手段」として慎重にすべきだろう。 続いて、薄汚れて見ずらくなったOM-2Nのアイピースとスクリーンマットを掃除してみた。すると、クリーニングペーパーはすぐに真っ黒に。スクリーンマットを元に戻してファインダーをのぞくと、ファインダー内にあった毛やゴミが一掃されたのはもちろん、視野が明るくなった。 ならばボディはどうだろうか、とクリーナーを付けて拭いてみると、これもすぐペーパーが真っ黒に。20年近く放置されていたせいもあるが、しばらく拭き続けると中古カメラ屋に並ぶボディのように輝きだした。レーヨン不織布のクリーニングペーパーも、破れたり毛羽立つことがほとんどないため、拭き取り後の繊維の付着に気を使うことがない。 さらに感心したのが先細綿棒。綿棒なのに肌に刺すと痛いくらい尖っており、細かい溝のホコリもゴソッと掻き出す。ダイヤル溝などにたまった手垢もきっちり落ちるのはうれしい。思わず明け方までON-2Nを掃除してしまった。 もともと同社は業務用の各種クリーナー用品を販売しているが、それらを少量ずつ詰め合わせたのがこのセットといえる。業務用の感触を試す「お試しセット」として意義深い上、コンパクトにまとまっているので、撮影旅行と共に持ち歩くのも良いだろう。 ■ ＵＲＬ 堀内カラー http://www.horiuchi-color.co.jp/ 製品情報 http://www.horiuchi-color.co.jp/index2/s_sale/sale_hcl_original/02_finish/fa_cross.html （ 折本 幸治 ） 2004/12/02 01:23
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