|
|
|
|
|
|
|
|
名刺サイズのCD-Rメディア「撮ったらカード」
|
|
|
|
|
|
|
「撮ったらカード」は、名刺サイズの8cmCD-Rメディア。名刺サイズのCD-Rメディアの秋葉原での価格は1枚200円程度だが、「撮ったらカード」の実売価格は800円もする。価格差4倍である。ではなぜ「撮ったらカード」なのか。この製品、ディスク内に「撮ったらビューアー」というソフトを内蔵しているのだ。このソフトはライティングソフトと画像ビューアーがひとつになったもの。「撮ったらカード」に画像を書き込めるほか、書き込んだ画像を表示することもできる。
「撮ったらカード」1枚で、画像を書き込み、読み出すことができてしまう。別途ソフトを用意する必要がないので、読み出しのみならCD-ROM、読み書き両方ならCD-Rドライブを搭載したPC(対応OSはWindows 98/98 SE/ME/2000/XP)さえあれば楽しめるのだ。
早速CD-R/RWドライブにセットする。するとオリジナルビューアーソフト「撮ったらビューアー」が起動する。インターフェイスはいたってシンプル。最初に表示される画面は“アルバム”という、「撮ったらカード」に書き込みたい画像を置く場所だ。当たり前だが、初回起動時は画像は登録されていないので、“アルバム内に画像ファイルがありません”と表示される。
このアルバムに画像をドラッグ&ドロップするだけで書き込み準備は完了する。なお、登録できる画像の枚数に制限はないが、「撮ったらカード」の記録容量は32MBなので、今どきの高画素デジカメで撮った画像では20枚書き込めるかどうか、というところだ。
アルバムに画像を登録後は、書き込みボタンを押して書き込む。「撮ったらカード」は、1回しか書き込めないCD-Rメディアなので、画像を書き込んだ後は、閲覧専用モードで動作し、「撮ったらビューアー」には“書き込み”ボタンが表示されなくなる。
書き込んだ「撮ったらカード」を閲覧するには、CD-ROMドライブにセットするだけ。「撮ったらビューアー」が自動的に起動して、書き込んだ際にも利用したアルバムが開いた状態になる。Windowsのフォルダの画像表示方法で選択できる「縮小版」大のサムネイル画像が表示され、ダブルクリックすれば大きい画像を見られるほか、画面の大きさにあわせて自動で拡大・縮小して次々と画像を見られる「オートスライドショー」を楽しめる。
なお、画像を書き込む際に、「カスタムスライドショー」を設定しておけば、さまざまな効果を加えたスライドショーを楽しめる。カスタムできる効果は、原寸大で表示する“原寸モード”、フェード、モザイク、回転、波紋など。
画像の閲覧にビューアーなどを別途揃える必要がなく、「撮ったらカード」をドライブにセットするだけなので、PCに不慣れな人にデジカメ画像を送りたいときなどに便利だろう。
■ URL
凸版印刷株式会社
http://www.toppan.co.jp/
製品情報(デジカード)
http://www.toppan.co.jp/products+service/digicard/index.html
( 青山 貴司 )
2004/11/18 00:39
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|
|
|
|
|