2016冬・予算別レンズ交換式カメラ機種一覧
20〜30万円未満の部：特徴ある個性派ぞろいの価格帯
マイクロフォーサーズから35mmフルサイズまで
2016年12月26日 13:00
早いもので2016年もあとわずか。これからやってくるクリスマス&お年玉シーズンが、1年で最もカメラの値下がりを期待できる期間（ソースは編集部員の肌感覚）です。
そこで今回は、この冬に買える現行品のレンズ交換式デジタルカメラを価格帯別にリストアップしてみました。これを見て、師走を乗り切るモチベーションにしていただこうという物欲刺激コンテンツです。第6回は「20〜30万円未満の部」をお届けします。
これまでの部
なお、基準としている価格は大手量販店における「ボディ単体」（レンズが同梱されていないもの）の税込実勢価格です。販売店や時期により異なることをお含みください。
※掲載は価格順です。
ニコンDf（20万8,910円前後）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
往年の銀塩一眼レフカメラのような精密機器らしさを意識したスタイリングが特徴。デジタルカメラの要であるイメージセンサーは発売当時のニコン最上位機と同じものを搭載しつつ、カメラボディそのものは身軽に仕上げた。古いニッコールレンズでの撮影を楽しめる工夫も見逃せない。
新製品レビュー：ニコンDf
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/625119.html
D500（22万9,860円前後）
APS-C/一眼レフカメラ
ニコンDXフォーマット（APS-C）の最上位機。10コマ/秒の連写速度を実現し、FXのフラッグシップ機と同じAFモジュールを搭載する本格仕様とした。APS-CニコンではD7000シリーズも根強い人気だが、ファインダーの見えやボディの剛性感などから、2009年発売のD300S以来待ち望まれていた"DXフラッグシップ"の風格が伝わる。
新製品レビュー：ニコンD500（実写編）
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/757610.html
α7S（23万2,640円前後）
35mmフルサイズ/ミラーレスカメラ
α7シリーズの中で、高解像度のRに続いて登場した派生モデル。有効1,220万と少ない画素数で高ダイナミックレンジを実現。最高ISO409600というスペックが話題を集めた。当初は4K動画撮影機能が注目されたが、電子シャッターによる静音撮影を可能としたため、スナップ派からも支持を集めている。
新製品レビュー：ソニーα7S（実写編）
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/657216.html
OM-D E-M1 Mark II（23万5,440円前後）
マイクロフォーサーズ/ミラーレスカメラ
ミラーレス機をプロ用カメラの地位に押し上げたOM-Dシリーズの最高峰。AF/AE追従最高18コマ/秒などといったスピード性能がフィーチャーされる一方、EVF表示のフレームレート向上やタイムラグの短縮など、一般撮影でも受けられる恩恵は少なくない。最新のUSB Type-C端子が初搭載されたデジタルカメラでもある。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 関連記事まとめ
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/20206.html
ライカTL（23万7,600円前後）
APS-C/ミラーレスカメラ
アルミ削り出しボディが印象的なライカTの後継モデル。大型タッチパネル式モニターを中心とした操作系など、外観は従来モデルから大きく変わらない。しかし内部的にはAF-Cモードの機能アップや、Android端末との連携に対応するなど進化が見られる。レンズマウントは35mmフルサイズのライカSLと共通。
3色展開になったAPS-Cミラーレス「ライカTL」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1029017.html
PENTAX K-1（25万4,330円前後）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
ついに出た、ペンタックスのフルサイズ一眼レフ。有効3,640万画素のローパスレスCMOSセンサーは、いまだフルサイズ機では珍しいボディ内手ブレ補正に対応。既存のAPS-C機と変わらない基本機能を利用できる。縦位置撮影のことも考えられた可動式モニターや、ダイヤル操作性を拡張するスマートファンクションなど、各部に開発陣の意欲がみなぎる。
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http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/9801.html
D810（28万8,360円）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
近年における"高画素"ブームの発端のひとつといえる、D800シリーズの最新モデル。カメラブレ低減を目指した駆動機構、ベース感度をISO64に下げた広ダイナミックレンジ、色再現性の向上、ピクチャーコントロールをより詳細に調整できるようになるなど、使い勝手を高めている。有効画素数は3,635万。
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