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3色展開になったAPS-Cミラーレス「ライカTL」

チタンカラーを追加 Android端末との連携に新対応

ライカTL(チタンカラー)

ライカカメラジャパン株式会社は、APS-Cミラーレスカメラ「ライカTL」のシルバーおよびブラックボディを11月に、新色のチタンカラーを12月に発売する。希望小売価格はいずれも税込23万7,600円。

2014年4月に登場した「ライカT」の進化版というモデル。アルミ削り出しのボディや、タッチ操作を主体とした3.7型液晶モニターの搭載、有効1,620万画素のCMOSセンサーなど、ベースとなる基本仕様は従来を踏襲している。上面の機種名刻印のほかに外観の相違点は見られない。外形寸法や重量も従来通り。

シルバー
ブラック

なお、追加されたチタンカラーは、ボディの上部・底部に面取りが施されている。

新たに、スマートフォンでのリモート撮影や撮影画像の受信を可能とする連携アプリがAndroidにも対応(iOSは対応済み)。撮影機能まわりでは、AF-CモードでのAF機能が向上したほか、ライカSL用レンズのレンズ内手ブレ補正機構や、ライカRレンズ用の「SL/T用Rレンズアダプター」に対応したという。内蔵メモリーも16GBから32GBに倍増された。

対応アクセサリーの「ライカTL用プロテクター」(税込1万5,660円)および「ライカTL用ネックストラップ」(税込1万584円)は、ブラック、セメント、レッドの3色展開。いずれも12月に発売する。

製品名となった「TL」は、2015年に35mmフルサイズミラーレス「ライカSL」が登場した際に、従来のAPS-CフォーマットのライカTレンズを"ライカTLレンズ"と改めたのが最初。ライカSLとライカTLは同じライカLバヨネットマウントを共用している。

なお、ライカTLボディに標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマーT F3.5-5.6/18-56mm ASPH.」を組み合わせたセットも税込42万1,200円で発売する。限定数はシルバー、ブラック、チタンの計100セット。