5〜7万円未満の部：先進の自撮り機能やスマホ連携も視野に

早いもので2016年もあとわずか。これからやってくるクリスマス&お年玉シーズンが、1年で最もカメラの値下がりを期待できる期間（ソースは編集部員の肌感覚）です。

そこで今回は、この冬に買える現行品のレンズ交換式デジタルカメラを価格帯別にリストアップしてみました。これを見て、師走を乗り切るモチベーションにしていただこうという物欲刺激コンテンツです。第2回は「5万円〜7万円未満の部」をお届けします。

なお、基準としている価格は大手量販店における「ボディ単体」（レンズが同梱されていないもの）の税込実勢価格です。販売店や時期により異なることをお含みください。

※掲載は価格順です。

α5100（5万2,480円前後）

APS-C/ミラーレスカメラ

ソニーαミラーレスの中で、液晶モニターがレンズ側を向く"自分撮り対応"はこの機種だけ。ローエンドモデルとはいえ、像面位相差AF対応、タッチシャッター、スマートフォンへのWi-Fi画像転送など機能十分。カラーバリエーションの「ブラウン」が渋い。

ソニー、自分撮りモニター搭載のミラーレス「α5100」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/662504.html

EOS Kiss X7i（5万2,970円前後）

APS-C/一眼レフカメラ

一世代前のEOS Kissメインストリーム機。バリアングル液晶モニター、タッチフォーカスなど、先進装備を凝縮。ただしWi-Fi機能はなし。Kissでスマートフォンに画像を送りたければ、多機能を省いて1万円安いEOS Kiss X80か、あと1万円ちょっと頑張って最新のEOS Kiss X8iを狙いましょう。

キヤノン、バリアングル液晶搭載の「EOS Kiss X7i」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/592445.html

OLYMPUS PEN Lite E-PL7（5万5,830円前後）

マイクロフォーサーズ/ミラーレスカメラ

タッチ操作に対応する自分撮り対応モニターを搭載。クラシックカメラ的な、革を巻いたようなスタイルが質感十分。よりゴージャスルックになったE-PL8も発売されましたが、基本的な撮影性能は同様ですし、いくぶん控えめなこちらが好みという方もあるでしょう。

新製品レビュー：OLYMPUS PEN Lite E-PL7（実写編）
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/669593.html

α6000（5万9,820円前後）

APS-C/ミラーレスカメラ

液晶ビューファインダーを覗いて、本格的な撮影スタイルを楽しめる1台。7,000円ほど安いα5100がファミリーやカジュアル層向けとすれば、こちらはより写真愛好家を意識したモデルと言えるでしょう。発売から2年半が経った2016年12月、マットなシルバーの「グラファイトグレー」が追加発売されました。

ソニーα6000 関連記事まとめ
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Nikon 1 AW1（6万3,610円前後）

1型/防水ミラーレスカメラ

2013年にレンズ交換式デジタルカメラで世界初の防水・耐衝撃モデルとして登場。未だ、唯一の存在です。当時あまりの注目ぶりに、海外限定だったブラックカラーも日本で買えるようになりました。夏は海に、冬は雪山にと活躍してくれそうな1台です。

ニコン、世界初の防水・耐衝撃レンズ交換式デジカメ「Nikon 1 AW1」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/616019.html

※ボディ単体は受注販売で、ブラックのみ

FUJIFILM X-E2（6万4,000円前後）

APS-C/ミラーレスカメラ

EVF内蔵モデル。同社Xシリーズは光学式と電子式のハイブリッドとしたファインダーが注目されますが、レスポンスのよいEVF撮影と独自のX-Trans CMOSセンサーから生み出される画質をXシリーズの美点と捉える方には、X-E2が最も手頃な選択肢です。

新製品レビュー：FUJIFILM X-E2
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/623375.html

OM-D E-M10 Mark II（6万5,640円）

マイクロフォーサーズ/ミラーレスカメラ

一眼レフ追撃に執念を燃やすOM-Dシリーズのローエンドモデル。小型ボディながら、レンズを選ばず安心できるボディ内手ブレ補正や、撮影に没入できるEVFを内蔵しています。いざという時に使える内蔵フラッシュがあるのは、同社ミラーレスカメラの中でこれだけ。

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D5500（6万7,440円前後）

APS-C/一眼レフカメラ

Bluetoothでのスマホ常時接続に対応したD5600が新たに登場するも、基本性能の充実ぶりから価格が落ちない人気モデル。Wi-Fi機能搭載で、スマホへの画像転送は可能です。バリアングル式モニターでありながらローエンドのD3400よりも引き締まった小型ボディが魅力的。

新製品レビュー：ニコンD5500（実写編）
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/686496.html

※記載価格はボディ単体のものです