2016冬・予算別レンズ交換式カメラ機種一覧

15〜20万円未満の部:動体撮影に強いカメラが登場

3,600万画素の高解像度モデルも

早いもので2016年もあとわずか。これからやってくるクリスマス&お年玉シーズンが、1年で最もカメラの値下がりを期待できる期間(ソースは編集部員の肌感覚)です。

そこで今回は、この冬に買える現行品のレンズ交換式デジタルカメラを価格帯別にリストアップしてみました。これを見て、師走を乗り切るモチベーションにしていただこうという物欲刺激コンテンツです。第5回は「15〜20万円未満の部」をお届けします。

なお、基準としている価格は大手量販店における「ボディ単体」(レンズが同梱されていないもの)の税込実勢価格です。販売店や時期により異なることをお含みください。

※掲載は価格順です。

EOS 6D(15万7,630円前後)

35mmフルサイズ/一眼レフカメラ

フルサイズセンサーを搭載しつつ、コンパクトにまとめた一眼レフカメラ。値段が落ちてきたEOS 5D系の旧モデルという選択肢もアリですが、Wi-Fi機能で撮影画像をスマートフォンに送るのは、なかなか楽しいもの。GPS機能も内蔵しており、気ままな旅行に連れて行きたい1台です。

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EOS 7D Mark II(15万9,300円前後)

APS-C/一眼レフカメラ

連写番長EOS 7Dの後継モデル。室内競技向けのフリッカー対策機能などを新たに搭載しつつ、秒間10コマを撮れる一眼レフとしては現行最安値です。EOSでこれ以上のスピードを求めると、70万円を超えるフルサイズ機のEOS-1D X Mark II一択。差額で最新のEF100-400mm IIが2本買えちゃいます。

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α6500(16万1,870円前後)

APS-C/ミラーレスカメラ

ソニーのAPS-Cミラーレス最上位モデル。ソニー自慢の「4D FOCUS」を冠した高速AFなど、ミラーレスの課題とされる動体撮影への執念も燃やしています。連写速度は最高約11コマ/秒。ボディ内5軸手ブレ補正も搭載していますが、そこまで高性能でなくても…という方はα6300(10〜15万円未満の部)も要チェック。

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α7R(17万1,320円前後)

35mmフルサイズ/ミラーレスカメラ

有効約3,640万画素のローパスレスセンサーを搭載したフルサイズミラーレス。あの衝撃から早3年。フルサイズは以前よりグッと身近になりました。今ではソニー自身が有効約4,240万画素のα7R II(約40万円)を発売していますが、どこかクラカメ的ともいえる塗りボディのような表面仕上げと、スリムで引き締まったスタイリングには、根強いファンがいます。

新製品レビュー:ソニーα7R
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α7 II(17万3,280円前後)

35mmフルサイズ/ミラーレスカメラ

α7R/α7によるフルサイズミラーレスの衝撃から1年で、今度はフルサイズミラーレス+ボディ内手ブレ補正という衝撃が訪れました。初代α7シリーズからセンサー周りだけでなく操作系もユーザーの声をもとに改良するなど、完成度が高められています。現在のα7シリーズで中核ともいえる1台。

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FUJIFILM X-T2(17万9,250円前後)

APS-C/ミラーレスカメラ

富士フイルムが「センターファインダースタイル」と呼ぶ一眼レフ風スタイルのフラッグシップ機。従来通りの防塵防滴ボディを継承し、AF追従性能や連写時の撮影性改善、バッテリーグリップ装備で約1,000枚の連続撮影を可能とするなど、現場対応力を向上させています。横開き機構の追加で縦位置撮影にも対応したチルト式モニターの発想に拍手。

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FUJIFILM X-Pro2(18万4,440円)

APS-C/ミラーレスカメラ

X-T2に対し同社が「レンジファインダースタイル」と呼ぶ、フラットなスタイリングにまとめたもう一つのフラッグシップ機。X100以来のXシリーズが美とする小型・高画質と、独自のハイブリッド式ファインダーによる撮影体験を詰め込んだ。同社銀塩フィルムをイメージした「ACROS」モードも話題に。

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D750(18万9,450円前後)

35mmフルサイズ/一眼レフカメラ

深いグリップによる持ち心地の良さに定評ある1台。Wi-Fi機能、チルト式モニターといった先進装備も押さえつつ、基本スペックをうまくまとめたニコンFX機の中心的モデル。最新の本格フルサイズ機が欲しいけど、上位のD810(約29万円)は流石にヘビーかな?という方にオススメ。

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デジカメ Watch編集部