写真で見る
OLYMPUS OM-D E-M1シルバー & 40-150mm F2.8 PRO
人気マイクロフォーサーズ機に新色登場
Reported by 本誌:折本幸治(2014/9/18 12:54)
9月16日にオリンパスイメージングより発表された、「OLYMPUS OM-D E-M1」の新色シルバーモデル。少しだけ触ってきたので、外観写真とともにその特徴をお伝えしたい。(撮影=本誌:鈴木誠)
従来のブラックもフィルムカメラを思わせるルックスが好評だったが、シルバーモデルではさらにMF一眼レフライクなテイストが強まっている印象。ダイヤル類などの主要操作パーツもシルバーに揃えられている。
その一方で、ブラックときには気づかなかった複雑な段差など、細部のデザイン処理が目につくようになった。とりわけ上カバーの面構成は複雑だ。表面仕上げは下位モデル、OM-D E-M5シルバーモデルに近い。
オリンパスの純正レンズのうち、単焦点レンズにはシルバー鏡筒の製品が多数取り揃えられている。それらとの組み合わせがいまから楽しみだ。
同時に発表されたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROは、35mm判でいうところの70-200mm F2.8に相当する大口径ズームレンズ。35mm判用のレンズに対し、大幅に小型軽量化されている上で、しかも望遠端は200mmではなく300mm。グリップが大きくしっかりしたE-M1との組み合わせなら、手持ちでモデルとともにガンガン移動しつつ撮影するスタイルも面白そうだ。
造りの良さは、同じM.ZUIKO PROシリーズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを思わせるもの。2本あわせて揃えれば、24〜300mm相当を全域F2.8でカバーできる。マイクロフォーサーズの活躍の場を広げる新レンズだ。