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オリンパス、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」正式発表

1.4倍テレコンバーターも同時発表

オリンパスイメージングは、マイクロフォーサーズシステム準拠の望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を11月下旬に発売する。価格は税込19万9,800円。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROに続くM.ZUIKO PROシリーズの第2弾。2013年9月に開発発表された製品で、このたび正式に製品化が決まった。

焦点距離イメージは、35mm判換算で80-300mm相当。ズーム全域でF2.8を実現している。

レンズ構成は10群16枚。Super EDレンズ、EDAレンズ、非球面レンズ、HDレンズなどが使用されている。オリンパスでは「フォーサーズ用SHG(SUPER HIGH GRADE)レンズを越える光学性能」「オリンパスが提供する最高画質」としている。

近接性能をフローティング機構を採用する。最短撮影距離はズーム全域で約70cm。最大撮影倍率は0.21倍。

同時に2つのレンズ群を制御するDUAL VCMフォーカスシステムを世界で初めて採用。2群のフォーカスレンズを同時に速く動かせるため、高速・高精度AFが実現したという。望遠ズームレンズながら、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROなみのフォーカススピードが体感できるという。

OLYMPUS OM-D E-M1との組み合わせ例。レンズフードLH-76を装着

9枚羽根の円形絞りを採用。最小絞りはF22。

フィルターサイズは72mm。外形寸法(最大径×全長)は79.4×160mm。ズーミング時に全長が変わらない。

質量は760g(三脚座除く)、880g(三脚座あり)。

1.4倍テレコンバーターとのキットも

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに、新しいテレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」組み合わせたキットも用意される。価格は税込22万4,640円。

MC-14単体では、税込3万7,800円で発売予定。

M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14

MC-14はテレ端の焦点距離を1.4倍にするアイテム。防塵防滴性能、対低温性能を持つ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに加えて、登場予定の300mm F4 PROにも使用できる予定。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROにMC-14を装着した状態

(本誌:折本幸治)