デジカメアイテム丼

Eyefiクラウドがより便利に。「スマートタグ」を試してみた

自動でタグ付けして画像を分類。その精度は?

Eyefi Mobi愛用者には朗報。進化しつづけるEyefiクラウドに、また新機能が追加された。「スマートタグ」「スマートビュー」「統計情報」だ。

スマートタグ

簡単に言うと、Eyefiクラウドにアップロードされた画像に、Eyefi側の画像認識により自動でタグが付与される機能だ。

有効にする設定は、Web上のEyefiクラウドより行う。アイコン画像をクリック→「アカウント」。

先に言語設定を確認しておく。

赤い丸で囲ってある部分をクリック。言語が「日本」になってるかを確認する。

確認が済んだら、「設定を変更」をクリック。

「スマートタグを有効にする」をクリック。

これで準備完了。

しばらく待つと、Eyefiクラウド上の画像に、画像認識できたタグが付与されている。(赤い四角部分)ここから、タグの削除や追加も可能。

メニューより、タグの一覧やそれぞれのタグが付いた画像数の確認もできる。また、ここからもタグの削除や編集が可能だ。

タグの一覧を見ると、思ったよりも細かい項目に振り分けられている。

スマートタグはなかなか精度がよく、現状ではこのような表示になった。

デザートビュッフェ→「食べ物や飲み物」「コーヒー」

スローシャッターで撮った水の流れも、「水」と認識されているところに感心した。

渓谷の流れ→「植物」「水」「自然」「木」

Androidアプリではこのような表示になる。上のメニューより、タグのアイコンをタップする。

タグのウインドウが表示される。ここからタグの削除や追加が可能。

現状では、画像とかけ離れた内容のタグはそうそう見当たらない。Eyefi側である程度の種類のタグが用意されていることもあり、自分で自由にタグを付けると、似たような内容のタグを別名で付けてしまう恐れがある。そして、何種類ものタグを付けるのは正直言って面倒なので、タグ付けはEyefi側に任せ、必要に応じて削除や修正を行うのが、後々のことを考えても効率が良さそうだ。

スマートビュー

スマートビューでは、日付・タグ・アルバム名・お気に入りを指定して、複数条件での画像の検索・閲覧が可能に。

例えば、2015年5月9日に撮った写真の中でも、花の写真のみ見たい場合。

まずはスマートビューを作成。タイトルを日付と「花」に。

スマートビューの中で、更にタグ付けや期間指定をする。見たい(集めたい)写真だけをまとめて閲覧できるようになった。

統計情報

どのカメラやレンズをどういう設定で使ったのか、どんな傾向があるのか、といったことがわかる機能。

先ほどのスマートビューの画面右側から、統計情報のアイコンをクリック。

もしくは、通常のメニューより統計情報をクリックすれば、Eyefiクラウド上にアップロードされている全画像に対する情報を見ることができる。

このように、「2015/5/11 花」のスマートビューでの統計情報が現れる。

スマートビューで絞り込んでから統計情報を見れば、自分がどんなときにどんな設定で撮っているかの傾向を見ることができる。

類似サービスと比較してみると

類似のサービスとして、Google+の自動バックアップやFlickrなどが挙げられる。

UIとして近いのはGoogle+になるだろう。

自動アップロードの設定をONにしておけば、端末内の画像が自動でアップロードされるのはEyefiもGoogle+もFlickrも変わらない。

変わるのは、EyefiはRAWに対応している点と、スマートタグ(日本語)、スマートビュー、統計情報があること。

Google+では、そもそも人物タグ以外のタグというものが無い。よってスマートビューのような機能もなく、個々の画像を見に行けば勿論Exifは確認できるが、統計情報は見ることができない。

Flickrでは、最近になって、Eyefiでいうスマートタグのように画像認識したタグを自動で付与する機能が追加されたが、Flickrのサービス自体が英語なので日本語のタグには勿論対応していない。また、スマートビューや統計情報といったような機能も特に見当たらなかった。

上記より、Eyefiクラウドは類似サービスの中でも特に「画像の保管に特化した、日本人でも安心して使えるサービス」と言えよう。片っ端からアップロードして、ただ保管だけするクラウドストレージサービスではない。RAWもJPGも保管した上で更に細かい管理が可能になったのだ。しかも、日本語で。

現状でひとつ要望があるとすれば、複数選択もしくはアルバムの選択で画像を一括ダウンロードできる機能が欲しい。

画像のシェアはデジタルからデジタルのみではないので、その辺りも強化されると、日本語で安心して使える、そもそもクラウドに馴染みの浅かった層でも親しみやすいサービスになるのではないかと思う。

今後も止まることなく、シンプルでありながら充実した機能のサービスとして進化していってほしい。

(柄本一葉)