ニュース
ソニー、写真の真正性情報をURLで外部共有可能に
2025年6月30日 16:15

ソニー株式会社は6月26日(木)、画像の真正性情報を専用URLで外部共有する「Camera Verify」ベータ版の提供を開始した。
ソニーが報道機関向けに提供している「真正性カメラソリューション」の新機能。本ソリューションでは撮影時点に付加された真正性情報を検証専用のWebサイトで確認できるが、今回の機能更新では専用URLの発行によって真正性情報の外部共有が可能になる。具体的な活用方法としては、報道記事に掲載している写真とあわせて真正性情報へのリンクを掲載することで、写真が生成あるいは改ざんされたものではないことを証明する例を挙げている。
真正性カメラソリューションの真正性情報は、撮影時に記録された3D深度情報やアップロード時の撮影日付、C2PA形式の電子署名などを含む独自のメタ情報。利用には有償のライセンス購入が必要となる。書き込み対応機種はα1 II(Ver.2.00以降)、α1(Ver.3.00以降)、α9 III(Ver.3.00以降)、α7S III(Ver.4.00以降)、α7 IV(Ver.5.00以降)。
なおソニーでは2025年秋以降に動画の真正性対応も予定している。