デジカメドレスアップ主義
お揃いコーディネートで"ミニチュアライカ"に挑戦
OLYMPUS PEN-F + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
2016年8月3日 07:34
- ボディ:オリンパス PEN-F(ブラック)
- レンズ:オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(ブラック)
- レンズフード:ユーエヌ メタルスクエアーフードレザートーンタイプ(専用キャップ付)
- グリップ:J.B. Camera Designs OLYMPUS PEN-F専用グリップ付きカメラベース(ウッド)
カメラには、ミニチュアカメラというカテゴリーがある。オリジナルのデザインを踏襲しつつ、サイズをひとまわりほど小さくした小型カメラだ。レプリカとは異なり、ミニチュアならではのかわいらしさが魅力である。ミノックスDCC、シャランあたりが有名どころだ。今回はこのミニチュアカメラにドレスアップで挑戦してみよう。
オリジナルはライカMを用い、ミニチュア版のベースボディはPEN-Fを選んでみた。そのままでは特に共通点のない2台だが、ここにアクセサリーを追加し、似せていこうというわけだ。
ひとつ目のアイテムはユーエヌのメタルスクエアーフードだ。このフードはライカの純正レンズフード12501に似ている。12501はスーパーアンギュロン21mm F3.4および初期のエルマリート28mm F2.8に装着可能なフードで、独特の形状でライカユーザーの間では人気が高い。そこでライカMにエルマリート28mm F2.8と12501を、PEN-FにはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0とメタルスクエアーフードを装着した。
なお、メタルスクエアーフードはレザートーンとチリメンの2種類があり、取り付けサイズも46mm径と49mm径を用意している。素材はアルミ削り出しで、手にしたときの重厚さが魅力だ。後半の作例はM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0にメタルスクエアーフードを装着した状態で撮影しており、ケラレなく撮れることが確認できるだろう。
ふたつ目はJ.B.カメラデザインズのグリップだ。同社はオリエンタルホビーが取り扱いをはじめたカメラアクセサリーブランドで、天然木とアルミのグリップ付きカメラベースを得意とする。木製のカメラベースにアルミのグリップを付け、異素材ミックスで独自のテイストを醸す。PEN-Fにはオリエンタルホビーで取扱中のものを装着。ライカMには筆者が1年前、米国アマゾン経由で私物購入したものを取り付けた。
ライカMとPEN-F、両者に同種のグリップを付けることで、一気に親和性が高まった。ミニチュアドレスアップを施した2台を並べると、さながら姉妹機のようでおもしろい。カメラ仲間でちょっと盛り上がりたいとき、こんなドレスアップも一興だろう。