フォトアプリガイド

myFilm 一眼レフ風カメラ(iOS)

変わった操作ながら、基本をおさえた画像処理アプリ

今回紹介する「myFilm 一眼レフ風カメラ」(以下、myFilm)は、写真にちょっと手を加えたいといった時に便利な画像編集アプリだ。

価格は100円。試用バージョンは4.1.4。

「myFilm」を起動すると、すぐに編集メニューが表示される。

このアプリは、あらかじめ調整項目を選択しておき、それから画像を選ぶという前工程優先の画像アプリだ。カメラ機能を使った撮影も同様で、各種設定を終わらせてから撮影できる。

もちろん、先に画像を選択してから(先に撮影してから)調整項目を選択するといった使い方にも対応。画像を選ぶ場合は画面左下の「画像」アイコンを、撮影する場合は「カメラ」アイコンをタップしよう。

とりあえず、本アプリを使う前に確認したい設定項目がある。編集画面右下の「設定」アイコンをタップして「Setting」画面を表示させよう。

確認したいポイントは2つ。「操作」の「その他の設定」と「アウトプット」の「最大解像度」だ。最大解像度は初期設定で「640 px」に設定されているが、できれば「Full Size」など高めの解像度を指定したい。

「その他の設定」には、「正方形に加工」という項目が用意されている。「1:1」の正方形画像に加工したい場合は、この項目をオンにしておこう。

「正方形に加工」をオンにして、画像を選択した状態がこれ。トリミング位置など、細かい設定はできないので注意が必要だ。編集メニューを呼び出すには、画面下部中央の「メニュー」アイコンをタップする。

 編集メニューの上部には「brightness」や「contrast」が並ぶ。それぞれタップして変化量を調整しよう。

「vignetting」(周辺光量落ち)は「LOW」「HIGH」の2つしか選べない。変化量は固定だ。

「vignetting」が「HIGH」の状態。かなり強く周辺光量落ちがシミュレートされる。

こちらが「LOW」の状態。四隅の影はかなり軽減されている。

「vignetting」は2種類しか変化量を選べないので、使い所が難しい印象。ある程度調整が利けばよかったのだが。

「blur」(ボケ)は円形2種、長形2種の計4種類選べる。ただし、強度は「LOW」「HIGH」の2つのみ。

編集項目の設定が終わったら、プリセットされた18種類のエフェクトを選ぶ。

ちなみに「Shuffle」を選択すると、ランダムでエフェクトが選択される。

すべて選択し終えたら、「Development」をタップして編集内容を確定させよう。

加工に満足したら、画面下部にある「保存」アイコンをタップしてカメラロールに保存しよう。

なお、「メールで送信」「Twitter」を選ぶと、それぞれメール添付、Twitterへのアップロードが可能となる。

「myFilm 一眼レフ風カメラ」はその名の通り、各種機能の組み合わせにより「一眼レフ風」「トイカメラ風」「ミニチュア風」の○○風画像が作れるという特徴がある。はじめて利用したとき、設定できる機能が少なく思えたが、案外好きな組み合わせというのはある程度固まってしまうので、そう考えると十分そう。

プリセットされたエフェクトも品がよく、ゴテゴテした加工画像が苦手という人には向いているのではないだろうか。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。