写真展

出版記念写真展「写真に何ができるか」

(インスタイル・フォトグラフィー・センター)

©幸田大地

2014年4月、新進気鋭の写真家7名による「写真に何ができるか」(思考する7人の眼)が窓社から刊行されました。写真をアート作品として提示する場合、写真家が何を伝えたいかを自ら語ることが必要不可欠です。同書はそのような意図を持つ写真家たちが、作品とテキストを通して、自らのメッセージを世の中に発信することを目指したヴィジュアル+メッセージ本です。ただし、写真家のテキストは重要ですが、それらはあくまでも写真作品とともに存在します。 本展は、同書刊行を記念してうち6名の写真家の写真作品を実際に展示するものです。本物のオリジナルプリントを見てもらい、作品理解をより深めてもらうことを意図して開催します。

同書のまえがきで窓社の西山俊一は以下のように語っています。「ここに紹介させていただく写真家たちは、前述のような写真的現実のさまざまな変化変容に関わらず、「写真とは何か」という問いを手放さず、写真に対して真正面から真摯に誠実に向き合い、写真をみずからの人生の縁にして生きていこうと決意し、あくまでも自分の内発性を糧に自律的作品の制作にエネルギッシュに挑んでいる気鋭の写真家たちである。私には彼らが写真の世界から生まれ出た哲学徒のように思われてならない。私にとって哲学者とは「問う人」であり、答えの見えない可能性に「挑む人」であり、あくまでも自前で思考し、どんな境遇にあろうとも「自分自身」を生きようとする者の謂いである。」

本展では「写真に何ができるか」に参加しているうち、6名による約30点の作品を展示予定。期間中には編者の福川芳郎と写真家によるトークイベントも開催します。

参加者: 三善チヒロ、幸田大地、にのみやさをり、石橋英之、芦谷淳、西野壮平

(写真展情報より)

©三善チヒロ
©石橋英之
©にのみやさおり
©西野壮平
©芦谷淳

  • インスタイル・フォトグラフィー・センター
  • ・住所:東京都港区南麻布5-2-9
  • ・会期:2014年5月14日水曜日〜2014年5月25日日曜日
  • ・時間:13時〜18時
  • ・休館:月曜日・火曜日
  • ・入場:無料

(本誌:鈴木美香)