デジタルカメラマガジン

書籍「みんなのPhotoshop RAW現像教室」の掲載作品を募集しています

大和田良さんによる"読者参加型"レタッチ塾 7月20日まで

デジタルカメラマガジン編集部が、現在制作中の書籍「みんなのPhotoshop RAW現像教室」の掲載作品を募集しています。写真家・大和田良さんによるRAW現像の解説書です。

"読者参加型"を特徴としたデジタルカメラマガジンの連載「写真力がアップする Photoshopレタッチ塾」をもとにした本で、読者の応募作品を実際に現像・レタッチしながら詳しく解説していく内容です。

デジタルカメラマガジン7月号の連載ページ

募集期間は7月20日0時まで。後述する募集テーマ・ジャンルに該当する作品だけでなく、基本テクニックの解説セクションもあるので、「自分の作品を大和田先生に添削してもらいたい!」という皆様も是非ご応募ください。

応募はインプレスの写真SNS「GANREF」から。選考結果の発表は9月20日。本の発売予定は2016年11月です。

筆者・大和田良さんのコメント

RAW現像や画像処理で大切なことは、印象や雰囲気を豊かな階調によって適切に再現することです。ここで最も難しいのが、豊かな階調を保つということでしょう。印象に偏りすぎてコントラストを上げすぎてしまったり、色を鮮やかにしすぎてしまう経験は誰しもあるのではないかと思います。

見ために近い再現に比べ、コントラストの高い写真や色鮮やかな写真は確かに明瞭に感じられるのですが、一方で階調に乏しく立体感や色の深みのない写真になりがちです。写真の仕上げは、フィルムのころからデジタルになった今でも、非常に細やかな加減により階調をコントロールすることが肝要になります。

それでは、その加減というのはどのように決定すれば良いのでしょうか?

この書籍では、読者の皆さんの撮影した写真を、撮ったままのRAWデータからどのように仕上げていくのかを丁寧に解説していきます。RAW現像と画像処理には技術も必要ですが、それ以上に色や階調を評価する「目」が必要になります。そしてその「目」を養うことが、加減のコントロールに最も必要なものです。

この機会に、ぜひ読者の代表としてご自分の写真がどのように仕上げられるのかを体験してみてほしいと思います。確かな画像処理技術を得ることで、自分の印象や表したい被写体をより適切に再現できるようになります。それにより、撮影にも今まで以上の広がりが生まれると思います。

書籍になるという意味では、ご自身の大切な写真を長く残す大切な場にもなるでしょう。まずは多くの方にご応募いただけることを願っております。よろしくお願いいたします。

募集テーマ・ジャンルの例

  • 人物(女性、男性、家族ほか)
  • 自然風景
  • 都市風景
  • 夜景
  • 工場
  • 季節のイベント(花火、イルミネーションほか)
  • 鉄道
  • 飛行機
  • 街スナップ
  • 料理
  • スイーツ
  • 静物
  • 時計
  • 旅行
  • ペット(犬、猫ほか)
  • 動物園
  • 野生動物
  • 記念写真、集合写真、冠婚葬祭
    など
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デジタルカメラマガジン
2016年7月号