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「ライカM Edition 100」の国内発売と価格が決定

 ライカカメラジャパンは、ライカ100周年記念モデル「ライカM Edition100」を6月に国内発売する。価格は税別580万円。外装をステンレススチール製としたカメラ2台、レンズ3本、専用リモワ製ケースからなる限定セット。

 5月23日にドイツ・ウェッツラーの新社屋でお披露目された限定モデル。国内入荷と価格が決まった。ライカ100周年記念モデルは、中判デジタル一眼レフカメラのライカS、コンパクトデジタルカメラのライカD-LUX 6に続く3機種目。

 ライカM Edition 100は101セットが生産され、1セットが同日開催のオークションで販売済み。全世界100台のうち数台が国内入荷するという。一部のライカストア、ライカブティックで取り扱う。

 同セットは、モノクロ撮影専用のデジタルレンジファインダーカメラ「ライカMモノクローム」、フィルムレンジファインダーカメラ「ライカM-A」とコダックTRI-X 400(モノクロフィルム)、ズミルックスMレンズの28mm/35mm/50mmが含まれる。

セット内容

 このうち、ライカM-AとズミルックスM 28mmは同セットで初お目見えの新製品。これらがブラックアルマイト・本革張り仕様の専用リモワ製ケースに収まる。

 2台のカメラには、100周年を記念する文字の刻印と、下4桁がライカの100年にちなんだ1914〜2014のシリアル番号が与えられている。

 ステンレススチールは、ライカ製品の外装金属として初の採用という。硬く扱いが難しいが、特殊保護コーティングで指紋などの汚れが付きにくいとしている。

(本誌:鈴木誠)