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リコーGRに新エフェクト「かすか」が追加

銀塩GRと同じ周辺光量になる設定も

 リコーイメージングは1月23日、「リコーGR」の機能拡張ファームウェアを公開した。バージョン番号は3.00。機能拡張ファームウェアは2013年10月に続いての第2弾となる。

 更新内容は以下の通り。(Webサイトから引用)

  • [撮影設定]の[エフェクト]に、[かすか]が追加されます。
  • [キーカスタム設定]に、[AFLフォーカス設定]が追加されます。AFボタンを利用したときの動作を[マルチAF][スポットAF][ピンポイントAF]から選択できます。
  • [セットアップ]メニューに[周辺光量]が追加され、[オリジナル][ノーマル]から選択できます。[オリジナル]を選択すると、銀塩GRと同程度の周辺光量で撮影できます。
  • [セットアップ]メニューに、[フォルダ名設定]が追加されます。[連番][撮影日]から選択できます。
  • [セットアップ]メニューの[ISO感度ステップ設定]が[1/3EV]に設定されている場合、[切り替えシャッタースピード]の設定値が1/3EVステップになります。
  • [再生設定]メニューの[RAW現像]に、[アスペクト比]が追加されます。3:2で撮影されたRAW画像を現像する際に、アスペクト比を[3:2][4:3][1:1]から選択できます。

 新搭載となるエフェクト「かすか」は、撮影画像の色を“かすか”に残すエフェクト。彩度、コントラスト、シャープネス、周辺減光が設定可能となっている。

 またセットアップメニューの「周辺光量」は、オリジナルとノーマルから選択可能で、オリジナルを選択すると銀塩のGRと同程度の周辺光量での撮影ができるという。初期設定はノーマルとなる。

 GRは、APS-Cサイズ相当の有効1,620万画素CMOSセンサー、28mm相当(35mm判換算)F2.8の単焦点レンズなどを搭載する高級コンパクトデジタルカメラ。発売は2013年5月。実勢価格は8万9,800円前後。

(本誌:武石修)