富士フイルム、店頭プリント端末向けソフトをリニューアル


 富士フイルムは、店頭プリント受付システムなどに向けたソフト「デジカメプリント オーダーキャッチャー NEO」を21日に発売した。価格は7万3,500円。プリントだけでなく、フォトブック作成ソフトなどほかのシステムとの連携を特徴としている。

デジカメプリント オーダーキャッチャー NEO

 従来のソフト「オーダーキャッチャー」は、フォトブックなどの付加価値プリントを作成するソフトとの連携がとれてなかったため、デジカメプリントを注文の後にフォトブックを注文する場合、再度同じ画像を読み込むケースが生じていた。

 新ソフトは、フォトブックなどの作成を行なうソフトと同じプラットフォーム「integration-Base」上で連携。そのため受付機に画像を読み込むと、デジカメプリントやフォトブックなどを続けて注文できる。

 プリント時には複数のメディアから画像を連続して読み込み、最大4種類の異なるサイズのプリントを一度に注文可能。選択画面における表示画像サイズを3段階から選択できる。

 また、「フジカラーCDデジタル」や、3.8GBまでの写真をデータ用DVDに記録する「フジカラーイメーイアーカイブディスク」の注文にも対応している。

 対応OSはWindows XP。2010年初旬にWindows 7への対応を予定する。



(本誌:折本幸治)

2009/10/21 15:16