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ニコン、300mm f/4を約14年ぶりにリニューアル

大口径標準ズーム並みに小型化&クラス最軽量 4.5段分の手ブレ補正も

ニコンは、「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」を1月29日に発売する。価格は税込26万7,300円。

ニッコールレンズで初というPF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズを採用する望遠単焦点レンズ。ニッコールの300mm F4は、2000年9月発売の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」以来約14年ぶりの登場となる。

PFレンズの採用でレンズの薄肉化などが可能になり、全体の軽量化を実現。通常の屈折レンズは波長が長い光ほど焦点が遠くなるが、PF素子は波長が短い光ほど焦点が遠くなるため、組み合わせるとそれらが打ち消しあって色収差を補正するという。

レンズ重量は、300mmのフルサイズ対応AFレンズで最軽量という約755g。既存の300mm f/4Dから全長が約75mm短縮、重量は約545g軽くなっている。手にしたサイズ感はFX標準ズームの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」に近い印象で、重量は300mm f/4Eのほうが軽い。

手ブレ補正(VR)の効果は4.5段分。NORMALモードに加え、被写体の動きが激しいシーンや流し撮りにも有効という「SPORTモード」を搭載。従来の300mm f4Dには手ブレ補正が非搭載だった。

反射率を低減するナノクリスタルコートや、汚れが付着しにくく拭き取りやすいフッ素コートを採用した。

なおPFレンズの特性上、画面内外に強い光源がある場合はリング状に色がついた「PFフレア」が写り込む場合があり、Capture NX-Dの「PFフレアコントロール」機能で軽減できるとしている。

絞り制御を電気信号で行なう電磁絞りを採用。テレコンバーター使用時も絞り制御が高精度となることから、高速連写時にも露出が安定するという。電磁絞りは現行の800mm F5.6、400mm F2.8に採用例があり、レンズ製品名の「E」が電磁絞り採用を意味する。

同レンズの対応カメラはD4シリーズ、D3シリーズ、Df、D810、D800シリーズ、D750、D700、D610、D600、D300シリーズ、D7100、D7000、D5500、D5300、D5200、D5100、D5000、D3300、D3200、D3100(製品発表時点)。

レンズ構成は10群16枚。最短撮影距離は1.4m。最大撮影倍率は1/4.1倍。フィルター径は77mm。

外形寸法は約89×147.5mm(最大径×全長)。重量は約755g。

レンズフードとケースが付属する。三脚座リングRT-1は別売。