キヤノン、ブラジルにコンパクトデジカメの新生産会社


 キヤノンは11日、ブラジルにコンパクトデジタルカメラの新生産会社「キヤノンインダストリアデマナウス」を5月に設立したと発表した。2013年7月に操業を開始する。

 新興市場の中でも特にデジタルカメラの市場規模が大きいというブラジルで、さらなる需要拡大が見込まれることから新たな生産会社を設ける。同生産会社の製品はブラジル国内に供給する。生産台数は非公開。

 所在地は、ブラジル連邦共和国・アマゾナス州・マナウス市。延べ床面積は1,800平方m。従業員は約60人。代表取締役社長は菱沼正信氏。資本金は2億1,000万円。キヤノンが99.99%出資し、残りを菱沼社長が出資する。

 なおブラジルには、1974年に事務機とデジタルカメラの販売拠点を設立している。





(本誌:武石修)

2012/6/11 17:47