ペンタックス、「K-5」の新ファームウェアを公開

〜RAWデータの連続撮影可能コマ数を増加。約8コマから20コマ程度に

 ペンタックスは18日、デジタル一眼レフカメラ「K-5」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.01。11月中旬の公開を予告していたもの。

K-5

 更新内容は、10月29日に予告した内容と同様。RAW撮影および高感度撮影を中心とした連続撮影可能コマ数の向上と、HyPモードの連動範囲など、全体的な動作安定性の向上。連続撮影コマ数は、RAW、ISO100の設定条件で最大約8コマから20コマ程度に向上するとしている。 

 K-5は、最高約7コマ/秒の連写性能を備えるほか、最大1,920×1,080ピクセル/25fpsのフルHD動画記録にも対応するデジタル一眼レフカメラ。視野率約100%のファインダーや、防塵防滴ボディを採用する。撮像素子は有効約1,628万画素のCMOS。発売は10月15日。ボディのみの実勢価格は13万9,800万円前後。

(本誌:鈴木誠)

2010/11/18 12:24