リコー、「GXR」新ユニットをCP+に参考出品
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リコーは、11日よりパシフィコ横浜で開催する「CP+2010」(シーピープラス2010)に、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の新ユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を参考展示する。
2月23日に開発発表した際、「CP+に参考展示予定」としていた製品。試用できるものを展示できるかどうかは調整中という。
RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCは、35mm判換算で焦点距離28~300mm相当の10.7倍ズームレンズを備えたカメラユニット。レンズ部分は同社のコンパクトデジタルカメラ「CX3」と同等という。手ブレ補正機構「VC」(Vibration Correction)を備える。
撮像素子サイズと画素数の詳細は不明だが、ユニット名に「P10」とあることから、有効1,000万画素前後と推測される。また、「P10」のアルファベット部分は撮像素子サイズを示す記号だが、詳細は不明。発売済みのユニットでは「A」がAPS-C相当、「S」が1/1.7型を意味していた。
このほか、リコーブースではコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」や「CX3」を展示予定。写真家の安達ロベルト氏、飯塚達央氏、小澤太一氏のトークイベントも催す。
GXRは、バッテリー、液晶モニター、内蔵ストロボ、カードスロットなどからなる、交換ユニットシステムのベースボディ。撮影には撮像素子、レンズ、画像処理エンジンを一体化した着脱式の交換ユニット(別売)が必要。発売は2009年12月。実勢価格は4万3,000円前後。対応ユニットとして、「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」と「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」が発売済み。
発売済のカメラユニットをGXRに装着したところ。左から「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」と「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」 |
2010/3/8 14:35