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織作峰子さんが出演する「FUJIFILM GFX 50S」のTVCMが放映

29日から 4畳サイズのプリントも登場

富士フイルム株式会社は4月26日、同社初の大型センサー(43.8×32.9mm)を搭載した中判ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX 50S」のTVCMを4月29日より放映すると発表した。

中判デジタルカメラのTVCMは、その購買層やシェアを考えても異例中の異例。同社の中判ミラーレスカメラシステム「GFX」に対する意気込みの高さがうかがえる。

同CM(タイトル「GFX 50S 異次元の高画質 織作峰子 篇」/30秒)では、写真家の織作峰子さんが登場。織作さんが実際にFUJIFILM GFX 50Sを使用してニュージーランドで撮影した作品とともに、その圧倒的な描写力が彼女自身の言葉で語られる。

なお、織作さんが自身の作品を前に語るシーンで映し出された作品は、畳4畳分のサイズに匹敵する3.2×2.4mに引き伸ばされ、超大判出力でプリントした実際の写真。

CM中のカメラやレンズのカットにおいても、FUJIFILM GFX 50Sの本格感を表現すべく、CGではなくすべて実写を使用している。ライティングは、ムービングライトなどのテクニックを駆使し、優れた質感を表現したという。

FUJIFILM GFX 50Sは、撮像素子に43.8×32.9mmで有効5,140万画素のCMOSセンサーを採用する中判ミラーレスカメラ。有機ELパネルのEVFや3方向チルト式の液晶モニターも備える。防塵防滴性能も有する。発売は2月。ボディのみの実勢価格は、税込80万5,000円前後。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。