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富士フイルム、GFX超広角レンズ「GF23mmF4 R LM WR」

35mm判換算18mm相当 歪曲を極限まで抑制

富士フイルム株式会社は、中判ミラーレスGFX用レンズ「フジノンレンズ GF23mmF4 R LM WR」を2017年6月に発売する。希望小売価格は税別33万9,500円。現在のGFX用レンズラインナップで最広角のレンズとなる。

35mm判換算18mm相当の画角を得られる超広角レンズ。自然風景や建築物の撮影などに向ける。非球面レンズ2枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚を用いて、画角99.9度ながら歪曲を極限まで抑制したという。また、倍率色収差の抑制で画面全域での高解像を実現したとしている。

インナーフォーカス方式で、軽量化したフォーカスレンズをリニアモーターで駆動することで高速かつ静音なAF機能とした。

レンズは防塵防滴仕様に加え、耐低温-10度の性能も有する。

絞り羽根は9枚の円形絞り。最小絞りはF32。最短撮影距離は0.38m。フィルター径は82mm。

最大径×全長は89.8×103mm。重量は約845g。レンズフードが付属する。

適合するレンズフロントキャップ「FLCP-82」(税別1,000円)、プロテクトフィルター「PRF-82」(税別8,000円)を6月に発売する。

レンズフロントキャップFLCP-82
プロテクトフィルターPRF-82

本誌:鈴木誠