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富士フイルム、GFX大口径中望遠レンズ「GF110mmF2 R LM WR」

35mm判換算87mm相当 円形絞りで"美しい前ボケと後ボケ"

富士フイルム株式会社は、中判ミラーレスGFX用レンズ「フジノンレンズ GF110mmF2 R LM WR」を6月に発売する。希望小売価格は税別35万9,500円。GFXのレンズラインナップでは、発売済みのGF120mmF4 Macroに続く長焦点レンズとなる。

35mm判換算87mm相当の画角となる大口径中望遠レンズ。開放F2の浅い被写界深度で得られるボケが、ポートレート撮影などに最適としている。レンズ鏡筒は防塵防滴・耐低温-10度の仕様。

9群14枚構成のうち、EDレンズ4枚を絞りの前後にバランスよく配置。色収差を極限まで抑制したという。撮影距離による収差変動にも配慮した。絞りは9枚羽根の円形絞りで、美しい前ボケと後ボケを実現したという。

インナーフォーカス方式を採用。軽量化したフォーカスレンズをリニアモーターで駆動し、高速・静音なAF駆動とした。

最小絞りはF22。最短撮影距離は0.9m。最大撮影倍率は0.16倍。フィルター径は77mm。

最大径×全長は、94.3×125.5mm。重量は約1,010g。レンズフードが付属する。

本誌:鈴木誠