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RICOH THETA Sが「インターバル合成撮影」に対応

星や月の光跡記録に その他の機能追加も

RICOH THETA S

株式会社リコーは11月24日、全天球カメラ「RICOH THETA S」および「RICOH THETA SC」に関わるアップデートを告知した。

それぞれの更新内容は次の通り。

RICOH THETA Sファームウェア01.82

  • RICOH THETA Sで以下の撮影ができるようになりました。スマートフォンアプリから設定できます。
    -インターバル合成撮影
    -マイセッティング
    -色温度指定撮影
  • UVC1.5に対応し、USBからもフルHD30fpsのライブストリーミング映像が出力できるようになりました。

RICOH THETA SCファームウェア01.01

  • バグ修正

各機能の利用にはiOS/Androidともに「RICOH THETA S」アプリをバージョン1.11.0(11月24日公開)以上にする必要がある。

インターバル合成撮影は、連続撮影した画像の明るい部分を残すように合成する機能。三脚固定した状態で星や月の光跡を記録したいときなどに使用する。

マイセッティングは、スマートフォンアプリで設定した撮影条件をカメラ本体に記録できる機能。スマートフォンと接続していない状態でカメラを起動した際に有効になる(静止画のみ)。

色温度指定撮影は、ホワイトバランスをケルビン値で指定できるモード。従来は「オート」や「太陽光」といったプリセットを選択できた。

なおTHETA SCでは、THETA Sに追加された「インターバル合成機能」、「色温度指定撮影」およびマイセッティング登録機能は利用できない。

UVCBlenderバージョン2.0.0

  • RICOH THETA SからUSB出力されるフルHD/30fpsのライブストリーミング映像(セパレート映像)もつなぎ合わせることができるようになりました
  • バグ修正

UVCBlenderは、THETA SからUSB出力されるライブストリーミング映像(セパレート映像)をつなぎ合わせるソフトウェア。Windows 8.1/10、Mac OS X 10.9〜10.11に対応する。THETA Sのファームウェアを01.82に更新していることが最新バージョンの利用条件。