素敵な洋館を撮影してフォトコンテストに応募!
普段入ることができない清泉女子大・旧島津公爵邸の内部を紹介
清泉女子大学は、旧島津公爵邸 竣工100年を記念して特別に一般公開し、フォトコンテストを開催します。
今回は、旧島津公爵邸 竣工100年記念フォトコンテストのオープニングイベントの様子をレポートします!
雨のやらわらかい光で独自の視点で切り取る
旧島津公爵邸(清泉女子大学本館)は、日本の近代建築の礎を気づいた英国人ジョサイア・コンドル晩年の代表作として知られ、2012年から東京都指定有形文化財に指定されました。
1915年に英国人建築家のジョサイア・コンドルにより竣工、1916年に洋画家の黒田清輝が内装を監修し、1917年に落成披露が行われました。
清泉女子大学は、2015〜2017年を竣工100年と位置づけ、ほぼ当時のままの姿で残され現役の学舎として活用されている旧島津公爵邸を特別に一般公開し、フォトコンテストを開催することにしたそうです。
土田ヒロミ先生による豪華な撮影指導も!
午後からは、在学生による課外活動の発表が行われました。発表を行ったのは、チアリーディング部S.S.S.、南米民族音楽フォルクローレサークル、手話サークルH.A.C.S.、ラテンアメリカダンスサークル、聖歌隊の5組。
午後にはフォトコンテストの審査委員長で写真家の土田ヒロミ先生による撮影指導も行われました。
「旧島津公爵邸は明治の息吹や、日本人が西洋文化を取り入れようとしたエネルギーを感じられる素晴らしい建物です。今日はあいにくの雨模様ですが雨に負けず、雨の日特有のやわらかい光を活かした撮り方をしてもらえればと思います」
「“建物を撮る”というと、全体の外観や内装を撮りがちですが、この建物は古典的な美しい装飾がいっぱいあります。独自の視点でディテールに注目して切り取るのも面白いと思います。常識にとらわれず、エゴイスティックに自分の感覚で撮ってください」
「写真は1回のシャッターで成功させようと思わないで、試行錯誤してみてください。たくさん撮って、試行錯誤することが大切なんです」
「今回のフォトコンテストは、特別公開日が数回あります。何度も足を運んでみてください。季節や天気が変われば、違う風景が撮れると思います。また、定点観測的なものを意識してみるのも面白いでしょう」
「雨の日は空が白く飛んでしまうので、極力入れないように望遠で切り取るのがオススメです。白い空が写らないように、桜のピンクや緑が画面に入るような撮影ポジションを探してみましょう」
これから新緑が美しくなる季節、カメラを手に旧島津公爵邸へ行きフォトコンテストに応募してみてはいかがでしょうか。
旧島津公爵邸 竣工100年記念フォトコンテスト
テーマ
コンドルの建てた西洋館
第一応募期間
2015年4月1日(水)〜6月20日(土)必着
応募方法
応募票と、作品を同封の上郵送
審査員
審査委員長:土田ヒロミ氏
審査委員:清泉女子大学学長、清泉女子大学本館保存委員会委員長、島津家第32代当主
各賞と賞品(一般の部)
≪グランプリ≫ 1作品
・デジタル一眼レフカメラ/リコーイメージング
≪準グランプリ≫ 4作品
・清泉女子大学学長賞(大島紬ストール)
・島津宗家記念財団賞(薩摩切子)
・鹿児島県賞(品評会受賞焼酎)
・土田ヒロミ特別賞(写真集、セレスティンホテル宿泊券)
≪入選≫ 10作品
・清泉女子大学グッズ
※各賞には、副賞として鹿児島県より物産品が贈られます。
各賞と賞品(学生の部)
≪グランプリ≫ 1作品
・デジタル一眼カメラ/リコーイメージング
≪準グランプリ≫ 4作品
・清泉女子大学学長賞(大島紬ストール(14MB))
・清泉女子大学泉会賞(ディズニーリゾートペアチケット)
・清泉女子大学麗泉会賞(商品券)
・聖心侍女修道会賞(図書券)
≪入選≫ 10作品
・清泉女子大学グッズ
※各賞には、副賞として鹿児島県より物産品が贈られます。
※高校生・大学生が対象
撮影日(特別公開日)
4月15日(水)、4月17日(金)、4月22日(水)、4月25日(土)、5月13日(水)、5月16日(土)、5月27日(水)、5月29日(金)、6月10日(水)、6月13日(土)
※被写体が現在大学の施設として使用されている建物のため、限られた特別公開日の中で撮影してください。
※授業・会議等の都合により、邸内すべてのお部屋をご覧いただくことはできませんので、ご承知おきください。
※撮影可能時間は10:00〜15:00(要事前申込み)。
詳しくは、旧島津公爵邸竣工100年記念フォトコンテストでご確認ください。