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3月号【渡部由起子 + オリンパスE-300】第1週

〜快適なパフォーマンスと独特の発色、でもレンズラインナップが……


 3月号はオリンパスE-300、そして渡部由起子ちゃんの登場だ。

 お借りしたレンズは、ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5、14-54mm F2.8-3.5、ED7-14mm F4.0、ED50mm F2.0 Macroの4本。ただ画角と明るさの関係から主に使ったのは14-54mm F2.8-3.5 1本。ED7-14mm F4.0と ED50mm F2.0 Macroがほんの少しといった感じだ。

 E-300は、数カ月前に他の連載で触っていたので、今回は予習無しで撮影に臨んだ。このカメラ、コンパクトで反応やAF精度も良く、ルックスと価格からは想像つかない快適なパフォーマンスを誇る。また色も例えば私服の横位置の写真のように、光が十分ある場所では独特のコクのある発色となる。フォーサーズ仕様のCCDはKodakが開発したので、ある意味、遺伝子を引き継いでいるのだろう。更にダストリダクションシステムは、デジタル一眼レフの欠点、ホコリの問題を解決し、レンズ交換時など気を使う必要もなく、少々ラフに扱っても大丈夫だ。

 ただ筆者の用途(主にポートレート)として考えた場合、現時点では辛い部分がある。それは、フォーサーズのCCDサイズから発生する被写界深度の深さと、レンズラインナップの半端さ、そしてISO400が少しノイジーといったところだ。同じF値であれば、ボケ味はAPS-Cサイズ(以上)の大きいイメージャの方がかなり有利となる。もちろんどんなポートレートでも背景がボケボケしている写真がいいというわけでもないものの、教本に出て来るような作例を撮るには難がある。ISO400に関してはけっこう着エロ系の撮影では多用するので、実質筆者が許容できるノイズの範囲がISO200 MAXとなると仕事では使えない。ただこの2点は被写体にもよるのでさほど問題視はしていない。


 それより開発時から同社には話しているが、レンズラインナップの方が問題である。ここに現時点でのレンズ群がある。ざっと見たところ多くはズームレンズでしかもF値はワイド端とテレ端で変動するもの。単焦点は、用途が限定される300mm、50mmマクロ、150mmの3本だ。フォーサーズシステムは35mmフィルム換算で画角が2倍になる。とすると、一般的に標準レンズとされる50mm近辺は今回多用した14-54mm F2.8-3.5の真ん中近辺か、11-22mm F2.8-F3.5のテレ端しか無い。当然F2.8では使用できないレンジだ。その前後で良く使われる単焦点も全く無い。一番明るくてもF2.0まで。

 このレンズ縛りは筆者にとってかなり痛い。12mm(24mm)、14mm(28mm)、17.5mm(35mm)、25mm(50mm)、42.5mm(85mm)など全部とまでは言わないが、標準を中心とし、しかもイメージャのサイズから来る被写界深度やISO感度の問題を助けるF1.x程度の明るさを持つレンズは必要ではないだろうか!?

 ZUIKO DIGITAL 交換レンズ発売計画(PDF:144KB)を見てもこの点については大雑把に書いているだけである。せめて25mm(50mm)F1.2〜1.4程度の単焦点1本でもあればかなり使い易くなると思われるだけに非常に残念。フォーサーズシステムのメリットをレンズ群でスポイルしてしまっているようにみえる。1週目から辛口の意見になってしまったが、今のフォーサーズシステムに対する筆者の評価だ。(つづく)

actress 渡部由起子
photographer 西川和久
OLYMPUS E-300
ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5, ED7-14mm F4.0, ED50mm F2.0 Macro
special thanks festasole
STUDIO CRUCE



URL
  製品情報
  http://www.olympus-esystem.jp/products/e300/

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西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/03/04 00:01
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