レンズ固定式APS-Cデジカメを比較する

〜FinePix X100、GXR、X1、DP1xを撮り比べ
Reported by 大浦タケシ

 APS-Cもしくはそれに準じたサイズのイメージセンサーを搭載するコンパクトモデルが、富士フイルムFinePix X100の登場などでこのところ注目されている。一般的なコンパクトモデルよりもボディサイズは大きいものの、描写など圧倒的といえる優位性と個性あるつくりでマニア受けするものばかりだ。このセグメントのなかから、今回はFinePix X100のほかリコーGXR+GR LENS A12 28mm F2.5、ライカX1、シグマDP1xの4モデルをピックアップし、断片的ながら筆者なりに見くらべてみることにした。


最大の魅力はセンサーサイズ

 まずは何より、イメージセンサーのスペックを見てみよう。有効画素数およびセンサーサイズについては、FinePix X100は約1,230万画素CMOSセンサーで23.6×15.8mm、GR LENS A12 28mm F2.5は約1,230万画素CMOSセンサーで23.6×15.7mm、X1は約1,220万画素CMOSセンサーで23.6×15.7mm、DP1xは約1,406万画素X3ダイレクトイメージセンサーで20.7×13.8mmとなる。

 FinePix X100、GR LENS A12 28mm F2.5、X1の3モデルは、スペックから同一もしくはそれに準じたイメージセンサーと思われる。以前からあるものなので、メーカーも扱いやすいのだろう。さらにDP1xのセンサーサイズが他よりも一回り小さいことも目立った部分だ。ほかの3モデルが実焦点距離から35mm判の画角に換算する場合の焦点距離倍数が1.5倍であるのに対し、DP1xは1.7倍となる。ただし、一般的なコンパクトモデルの小指のツメよりも小さいイメージセンサーにくらべればその大きさはほかの3モデルと同様段違いといえる。

左から時計回りにFinePix X100、X1、DP1x、GXR(GR LENS A12 28mm F2.5を装着)

 感度のレンジは、FinePix X100=ISO200〜ISO6400、GR LENS A12 28mm F2.5=ISO200〜ISO3200、X1=ISO100〜ISO3200、DP1x=ISO50〜ISO3200となる。そのうちFinePix X100は拡張機能によりL(ISO100)とH(ISO12800)相当でも撮影が可能である。

 4モデルのノイズレベルをチェックしたが、FinePix X100、GR LENS A12 28mm F2.5、X1の3モデルは総じて低く、高感度撮影も卒なくこなす。筆者個人的にはISO1600までならいずれも実用レベルのように思える。X3ダイレクトイメージセンサー(いわゆるフォビオンX3センサー)を積むDP1xは、それらにくらべるとややツライ。今回撮影した画像を見ると、ISO400でも色の変化が感じられノイズの量も多めだ。同センサーは以前から高感度に弱いといわれてきた経緯があり、少しずつ改善されてきてはいるが、さらなる進化に期待したいところである。

 仕上がりを見ると、オートWBの場合、ニュートラルな色調に感じられるのが、GR LENS A12 28mm F2.5とX1、FinePix X100は若干青みのある仕上がりで、DP1xは赤みのあるものとなる。FinePix X100とDP1xに関しては、気に入らなければ現像ソフトで調整できるレベルだ。階調再現性は、広いダイナミックレンジと深みのある色再現で、どれも上々の結果。APS-Cサイズのイメージセンサーならではといえるものである。

 なお、DP1xの最低感度であるISO50ではややハイライトが飛びやすい。ISO50は初代DP1時代に拡張感度として加えられた設定で、当時の最低感度であるISO100での撮影であれば、ダイナミックレンジが広がったことだろう。


解像感の高い単焦点レンズを搭載

 レンズは、いずれも単焦点だ。FinePix X100が35mm判換算で35mm相当のFUJINON 23mm F2、GR LENS A12 28mm F2.5は同28mm相当のGR LENS18.3mm F2.5、X1は同36mm相当のELMARIT 24mm F2.8 ASPH.、DP1xは同28mm相当のSIGMA LENS 16.6mm F4をそれぞれ搭載する。X1とDP1xは沈胴タイプで、電源を入れると自動的に繰り出す。シャッターはいずれもレンズシャッターを採用する。

【FinePix X100】は35mm判換算で35mm相当の画角となるFUJINON 23mm F2を搭載。後玉が大きく、イメージセンサーに最適化された光学系を採用する【GXR】GR LENS18.3m F2.5はフルサイズ判に換算して28mm相当の画角となる。フィルムコンパクトGR1系の真の直系は、50mmユニットではなくこっちといってよい
【X1】36mm相当のELMARIT 24mmF2.8 ASPH.を搭載するX1。今回の4モデルのなかではダントツに高価だが、ライカマニア必見の1台だ【DP1x】SIGMA LENS 16.6mm F4を搭載。28mm相当の画角を持ち、最新のコーティングが施される。今回、一番暗いレンズだが、前玉の大きさに注目

 ここで注目しておきたいのが、開放F値とシャッタースピードの関係である。というのも、レンズシャッターの場合、機構上必ずしも開放F値でそのカメラが持つ最速のシャッターが切れるわけではないからである。今回の4モデルでも、X1を除く3モデルがそうで、FinePix X100の最高シャッタースピードは1/4,000秒だが、それは絞りF8以上の場合。絞り開放のF2では1/1,000秒となる。GR LENS A12 28mm F2.5も最高速は1/3,200秒だが、絞り開放のF2.5では1/1,000秒。DP1xの場合では最高速1/2,000秒だが、開放F4のときは1/1,000秒である。しかもFinePix X100とGR LENS A12 28mm F2.5のベース感度はISO200となるため、明るい場所で少しでも大きなボケをつくりたいと思っても撮れないことがある。

 しかし、ここで一歩抜きん出ているのがFinePix X100だ。3段分の減光を行なうNDフィルターを内蔵し、明るい陽射しの下で開放絞りでの撮影も容易に楽しめる。今回の作例撮影でも、カメラによっては開放F値やその近くの絞り値では正常な露出が得られないものもあったが、X100はNDフィルターで問題なく撮影ができとても便利に感じられた。

 レンズの描写は、いずれも単焦点レンズらしい解像感の高さを誇る。周辺部も極端な色のにじみや像の流れのようなものも少ない。これもレンズが固定されているため、撮像素子との最適化が図りやすく、場合によってはカメラ側で何らかの処理を行なっていることも考えられる。特にX100とGR LENS A12 28mm F2.5は優秀で、X1、DP1xもそれらに次ぐものといってよい。クリアでヌケのよさも4モデルとも同様である。ディストーションに関しては、4モデルとも弱いタル型もしくは陣笠型。水平線を画面の上もしくは下側に入れてもさほど気にならないレベルといってよい。周辺光量の低下も開放から1段絞るといずれのレンズも大きく改善される。


カメラファンを魅了するフォルムと質感

 ボディに目を向けると、FinePix X100、X1、GXR+GR LENS A12 28mm F2.5の質感の高いつくりに対し、割り切ったつくりのDP1xといった印象を受ける。

 FinePix X100は古めかしく感じられるシェイプだが、マグネシウムダイキャスト製のトップカバーに彫られたブランド名やカメラ名など雰囲気満点。適度な大きさのボディはカメラとしての存在感を醸し出すとともに、たいへんホールドしやすい。

【FinePix X100】クラシックなボディシェイプは好き嫌いの分かれるところ。ボディ自体は丁寧につくり込まれており、ホールディングしたときの感じはたいへんよい

 GXR+GR LENS A12 28mm F2.5のシェイプは姉妹機GR DIGITAL IIIのテイストを受け継ぐが、ボディサイズおよびグリップとも一回り大きく、存在感あるレンズのため構えやすい。ボディ表面の処理もGR DIGITAL IIIと同じで、品位の高いものとなる。

【GXR】コンパクトデジカメとして考えると大きなボディだが、ホールディングしやすいGXR+GR LENS A12 28mm F2.5。グリップも大きく持ちやすい。ボディ表面の処理はGR DIGITAL IIIに準ずる。

 ボディ両端がラウンドしたX1は、バルナックライカを彷彿させるシェイプだ。ボディはFinePix X100と同様、剛性感が高くしっかりとしたつくり。グリップは備わっていないが、持ちにくく感じることがないのは、さすがライカといったところか。

バルナックライカを彷彿とさせるボディシェイプのX1。グリップは備わっていないが、これはこれで持ちやすく感じられた。つくりも上々で、ライカらしく思える。

 一方DP1xは、質感や高級感といったものではほかの3モデルに及ばないが、シンプルでコンパクトなボディはある意味潔く感じられる

【DP1x】直線的なシェイプは古くささをさほど感じさせず、仕上がりもチープな感じはしない

 操作性で、大きく異なるのが露出や露出モードの決定方法だ。GXR+GR LENS A12 28mm F2.5とDP1xは、一般的なコンパクトモデルやミラーレスモデルのように、露出の設定は十字キーやアップダウンボタン、コマンドダイヤルなどで行なう。

 対してFinePix X100とX1の露出および露出モードとも、絞りダイヤル(FinePix X100は絞りリング)とシャッタースピードダイヤルで直接的に行なう。慣れもあるが、使いやすいのは断然後者だ。直感的な操作が可能で、しかも電源ON/OFFに関わらず露出の設定状態が確認できる。

 GXR+GR LENS A12 28mm F2.5やDP1xも露出の設定方法に不足を感じることはないが、それ以上の使い勝手といえる。さらにFinePix X100では、旧来のレンズ同様、鏡筒の絞りリングで絞り変更を行なうほか、露出補正もダイヤル式の採用でアナログ派にはうれしい仕様となる。


ファインダー好きにはたまらないFinePix X100

 そのほかの操作で気になったとこをピックアップしてみたい。

 FinePix X100のメニューはボタン類に割り当てる設定項目が多いため、シンプルな構成で分かりやすい。ボタン類での設定も比較的使い勝手はいいように思える。ただし、AEBなどの設定を行なうドライブモードが、画像再生などの操作を行なったり、カメラがスリープした後に起動させたりすると、設定がデフォルト(1枚撮影)のモードに戻ってしまうのには閉口した。また、スリープ状態から、起動するまでに時間がかかることがあるのも辛い。スナップ撮影に使いたいユーザーも多いので、レスポンスよくカメラが作動するようにしてほしく思える。

 GXR+GR LENS A12 28mm F2.5は今回の4モデルで唯一3型の液晶モニターを搭載し(ほかは2.5〜2.8型)、さらに解像度も約92万ドットと高精細だ。ライブビューの画像もたいへん見やすく感じられるが、露出などの表示文字が小さく筆者のような老眼持ちにはツラく感じられることもあった。これはメニュー画面の表示文字もそうで、せめて拡大機能がついていればと思える。

 X1の背面のボタンレイアウトは、FinePix X100に近いものがあり、慣れればたいへん使いやすい。ライブビューやメニューの文字も比較的大きく見やすいほうである。一部、再生は「PLAY」、仕上がり設定は「フィルム選択」というような日本製のデジタルカメラと異なる言い回しがいくつか見受けられるのは、エキゾチックに感じられるところ。電子式の手ブレ補正機構を搭載しているのは珍しい。

 DP1xのクイックセット(QS)ボタンは撮影に関する設定が直感的かつ速やかに設定でき、使い勝手がよい。液晶モニターも今回のモデルの中では2.5型と一番小さいが、ボディの大きさを考えると物理的にこの大きさが限界で致し方ないといえる。ただし、以前からすると改善されつつあるものの、画像の書き込みがほかのカメラとくらべると圧倒的に遅いのは相変わらずで、シグマには頑張ってほしく思える。

【FinePix X100】アイピースの存在がFinePix X100であることを知らしめる。ボタン類のレイアウトは比較的分かりやすい。液晶モニターは2.8型46万ドット【GXR】比較的整然にレイアウトされた背面操作部。ボタンレイアウトなどよく考えられており操作しやすい。液晶モニターは3型約92万ドット
【X1】どことなくエキゾチックな香りのする背面操作部。「PLAY」と書かれたボタンは画像の再生用。液晶モニターは2.7型約23万ドット【DP1x】以前のDPシリーズにくらべ、DP1xはボタンの機能表記が見やすくなった。液晶モニターは2.5型と小さめ。ドット数は23万

 最後にファインダーについてみてみよう。今回、ファインダーを搭載するカメラはFinePix X100のみ。OVFとEVFを組み合わせたハイブリッドビューファインダーを搭載する。一眼レフカメラに普段から慣れていると、やはり接眼して撮りたいと思うことが多い。FinePix X100のファインダーは、そのようなワガママを満たすものである。OVFでシャッターを切ると直ちにEVFに切り換わり、撮影した画像が表示されるのは、実に具合がよい。撮影の度に、アイピースから目を離し液晶モニターを見る操作を必要としないのも便利である。使い慣れると手放せなくなりそうだ。なお、外付けのEVFに関してはGXR+GR LENS A12 28mm F2.5が対応可能としている。

【FinePix X100】ウリであるハイブリッドビューファインダーだが、OVFとEVFの使い分けが瞬時にでき、たいへん使い勝手がよい、左のレバーはその切り換え用【FinePix X100】絞りリング、シャッタースピードダイヤル、露出補正ダイヤルで非常に使いやすいX100。シャッターボタンには雌ネジが切られている
【GXR】カメラユニットの交換できるGXR。発売当初は異端児的な存在であったが、A12 28mmユニットの登場で、一般に広く受け入れられるカメラになったといってよい【GXR】EVF(VF-2)用の端子を備える。液晶モニターのライブビューよりも接眼して撮影することを好むユーザーにはうれしい配慮だ
【X1】軍艦部にシャッターダイヤルと絞りダイヤルを備える。撮影モードの選択もこの2つのダイヤルの組み合わせで行なう。絞りダイヤルは1/3段クリックを備える【X1】コマンドダイヤルのほか十字キー周囲にもダイヤルを備え、操作性の向上が図られる。露出補正の表示は独特
【DP1x】コンパクトカメラ然とした背面部。「クイックセット(QS)」ボタンでは、撮影に関する設定が速やかに行なえる【DP1x】FinePix X100よりも一回り小さい。ボディ厚を除けば、一般的なコンパクトモデルと同等の大きさで、APS-Cサイズのイメージセンサーが入っているようには思えない

まとめ

 APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するコンパクトモデルでの撮影は楽しい。ボケを意識した撮影が可能だし、得られる描写もデジタル一眼レフカメラと同等かそれ以上だ。1/1.7型や1/2.3型のイメージセンサーを搭載するモデルと“コンパクト”とひとくくりにされてしまうことが稀にあるのが悔しく感じられるほどである。

 カメラとしてのつくりも、口うるさいカメラ愛好家も納得できるものが多く、サブカメラどころかメインとして使用しても不足を感じさせないように思える。ミラーレスモデルと比較されることもあるが、レンズ交換ができない分、ある種の潔さも感じられる。次の1台を考えているデジタルユーザーにオススメできるカメラといってよいだろう。


実写画像

  • 実写画像のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
  • 全てRAWフォーマットで撮影し、GXR+GR LENS A12 28mm F2.5およびX1は Photoshop CS5で、FinePix X100はRAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX3.2.0で、DP1xはPhoto Pro4.2で現像。調整などの設定は一切行なわず、デフォルトの設定でJPEGに変換している。

・遠景
  • 高速側のシャッター速度が足らず露出オーバーになったため、GXRのF2.5およびF2.8のサンプルは省略しています。
【FinePix X100】F2 / 約4.8MB / 4,288×2,848 / 1/1,000秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F2.8 / 約4.8MB / 4,288×2,848 / 1/680秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F4 / 約5.1MB / 4,288×2,848 / 1/340秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F5.6 / 約5.2MB / 4,288×2,848 / 1/1,400秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F8 / 約5.4MB / 4,288×2,848 / 1/680秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F11 / 約5.4MB / 4,288×2,848 / 1/340秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F16 / 約5.3MB / 4,288×2,848 / 1/170秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【GXR】F4 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.4MB / 4,288×2,848 / 1/2,000秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F5.6 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.7MB / 4,288×2,848 / 1/2100秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【GXR】F8 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.8MB / 4,288×2,848 / 1/1,000秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F11 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.7MB / 4,288×2,848 / 1/540秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【GXR】F16 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.5MB / 4,288×2,848 / 1/250秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F22 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.3MB / 4,288×2,848 / 1/130秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【X1】F2.8 / 約3.2MB / 4,272×2,856 / 1/2,000秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F4 / 約3.3MB / 4,272×2,856 / 1/1,600秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート
【X1】F5.6 / 約3.4MB / 4,272×2,856 / 1/800秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F8 / 約3.5MB / 4,272×2,856 / 1/400秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート
【X1】F11 / 約3.4MB / 4,272×2,856 / 1/200秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F16 / 約3.3MB / 4,272×2,856 / 1/80秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート

【DP1x】F4 / 約1.8MB / 2,640×1,760 / 1/640秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F5.6 / 約1.9MB / 2,640×1,760 / 1/250秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート
【DP1x】F8 / 約2.0MB / 2,640×1,760 / 1/160秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F11 / 約2.0MB / 2,640×1,760 / 1/60秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート

・近景
  • 高速側のシャッター速度が足らず露出オーバーになったため、GXRのF2.5およびF2.8のサンプルは省略しています。

【FinePix X100】F2 / 約2.1MB / 4,288×2,848 / 1/300秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F2.8 / 約2.2MB / 4,288×2,848 / 1/150秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F4 / 約2.5MB / 4,288×2,848 / 1/80秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F5.6 / 約2.7MB / 4,288×2,848 / 1/320秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F8 / 約2.9MB / 4,288×2,848 / 1/160秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】F11 / 約3.1MB / 4,288×2,848 / 1/80秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】F16 / 約3.4MB / 4,288×2,848 / 1/38秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【GXR】F4 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.4MB / 4,288×2,848 / 1/1,000秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F5.6 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.6MB / 4,288×2,848 / 1/540秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【GXR】F8 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.8MB / 4,288×2,848 / 1/250秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F11 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.0MB / 4,288×2,848 / 1/130秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【GXR】F16 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.3MB / 4,288×2,848 / 1/60秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】F22 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.3MB / 4,288×2,848 / 1/30秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【X1】F2.8 / 約2.2MB / 4,272×2,856 / 1/1,000秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F4 / 約2.3MB / 4,272×2,856 / 1/640秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート
【X1】F5.6 / 約2.7MB / 4,272×2,856 / 1/320秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F8 / 約3.2MB / 4,272×2,856 / 1/160秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート
【X1】F11 / 約3.2MB / 4,272×2,856 / 1/80秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】F16 / 約3.7MB / 4,272×2,856 / 1/40秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート

【DP1x】F4 / 約1.4MB / 2,640×1,760 / 1/200秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F5.6 / 約1.6MB / 2,640×1,760 / 1/100秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート
【DP1x】F8 / 約1.8MB / 2,640×1,760 / 1/50秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F11 / 約2.1MB / 2,640×1,760 / 1/25秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート

・歪曲収差/周辺光量
【FinePix X100】F2 / 約4.0MB / 4,288×2,848 / 1/340秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰【FinePix X100】F2.8 / 約4.6MB / 4,288×2,848 / 1/170秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰
【FinePix X100】F4 / 約5.1MB / 4,288×2,848 / 1/90秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰【FinePix X100】F5.6 / 約5.2MB / 4,288×2,848 / 1/45秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰
【FinePix X100】F8 / 約5.3MB / 4,288×2,848 / 1/20秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰【FinePix X100】F11 / 約5.2MB / 4,288×2,848 / 1/10秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰
【FinePix X100】F16 / 約4.9MB / 4,288×2,848 / 1/6秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰

【GXR】F2.5 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.0MB / 4,288×2,848 / 1/470秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天【GXR】F2.8 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.1MB / 4,288×2,848 / 1/400秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天
【GXR】F4 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.1MB / 4,288×2,848 / 1/200秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天【GXR】F5.6 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.2MB / 4,288×2,848 / 1/90秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天
【GXR】F8 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.2MB / 4,288×2,848 / 1/45秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天【GXR】F11 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.0MB / 4,288×2,848 / 1/25秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天
【GXR】F16 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.8MB / 4,288×2,848 / 1/13秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天【GXR】F22 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.6MB / 4,288×2,848 / 1/7秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:曇天

【X1】F2.8 / 約2.5MB / 4,272×2,856 / 1/125秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外【X1】F4 / 約3.1MB / 4,272×2,856 / 1/80秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外
【X1】F5.6 / 約3.1MB / 4,272×2,856 / 1/40秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外【X1】F8 / 約3.2MB / 4,272×2,856 / 1/20秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外
【X1】F11 / 約3.1MB / 4,272×2,856 / 1/10秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外【X1】F16 / 約2.9MB / 4,272×2,856 / 1/5秒 / 0.0EV / ISO100 / WB:曇り空の屋外

【DP1x】F4 / 約1.3MB / 2,640×1,760 / 1/40秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F5.6 / 約1.4MB / 2,640×1,760 / 1/20秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート
【DP1x】F8 / 約1.4MB / 2,640×1,760 / 1/10秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】F11 / 約1.3MB / 2,640×1,760 / 1/5秒 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート

・感度
  • FinePix X100のサンプルのみ、JPEG変換後に無劣化で90度回転させています。

【FinePix X100】ISO100(拡張感度) / 約3.2MB / 2,848×4,288 / 2.1秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【FinePix X100】ISO200 / 約3.0MB / 2,848×4,288 / 1.1秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【FinePix X100】ISO400 / 約3.5MB / 2,848×4,288 / 1/1.8秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【FinePix X100】ISO800 / 約4.1MB / 2,848×4,288 / 1/3秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【FinePix X100】ISO1600 / 約4.5MB / 2,848×4,288 / 1/7秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【FinePix X100】ISO3200 / 約4.6MB / 2,848×4,288 / 1/14秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【FinePix X100】ISO6400 / 約4.6MB / 2,848×4,288 / 1/26秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【FinePix X100】ISO12800(拡張感度) / 約5.2MB / 2,848×4,288 / 1/56秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート

【GXR】ISO200 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.6MB / 2,848×4,288 / 1/2秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【GXR】ISO400 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.1MB / 2,848×4,288 / 1/3秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【GXR】ISO800 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約3.6MB / 2,848×4,288 / 1/6秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【GXR】ISO1600 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約4.3MB / 2,848×4,288 / 1/13秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【GXR】ISO3200 / GR LENS A12 28mm F2.5 / 約5.0MB / 2,848×4,288 / 1/25秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート

【X1】ISO100 / 約1.8MB / 2,856×4,272 / 1.6秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【X1】ISO200 / 約2.0MB / 2,856×4,272 / 1/1.2秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【X1】ISO400 / 約2.3MB / 2,856×4,272 / 1/2.5秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【X1】ISO800 / 約2.8MB / 2,856×4,272 / 1/5秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【X1】ISO1600 / 約3.4MB / 2,856×4,272 / 1/10秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【X1】ISO3200 / 約4.3MB / 2,856×4,272 / 1/20秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート

【DP1x】ISO50 / 約1.1MB / 1,760×2,640 / 3秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【DP1x】ISO100 / 約1.1MB / 1,760×2,640 / 2秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【DP1x】ISO200 / 約1.1MB / 1,760×2,640 / 1.0秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【DP1x】ISO400 / 約1.4MB / 1,760×2,640 / 1/2.5秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【DP1x】ISO800 / 約1.4MB / 1,760×2,640 / 1/4秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート【DP1x】ISO1600 / 約1.6MB / 1,760×2,640 / 1/8秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート
【DP1x】ISO3200 / 約1.8MB / 1,760×2,640 / 1/15秒 / F8 / 0.0EV / WB:オート

・逆光
  • 高速側のシャッター速度が足らず露出オーバーになったため、サンプルのうちGXRのF2.5およびF2.8、X1のF2.8は省略しています。
  • FinePix X100のサンプルのみ、JPEG変換後に無劣化で90度回転させています。

【FinePix X100】約3.0MB / 2,848×4,288 / 1/1,000秒 / F2 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】約3.0MB / 2,848×4,288 / 1/750秒 / F2.8 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】約3.3MB / 2,848×4,288 / 1/350秒 / F4 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】約3.5MB / 2,848×4,288 / 1/1,600秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】約3.6MB / 2,848×4,288 / 1/800秒 / F8 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【FinePix X100】約3.6MB / 2,848×4,288 / 1/400秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【FinePix X100】約3.5MB / 2,848×4,288 / 1/200秒 / F16 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.4MB / 2,848×4,288 / 1/2,000秒 / F4 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.5MB / 2,848×4,288 / 1/2,500秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.6MB / 2,848×4,288 / 1/1,250秒 / F8 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート
【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.5MB / 2,848×4,288 / 1/640秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.4MB / 2,848×4,288 / 1/310秒 / F16 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート【GXR】GR LENS A12 28mm F2.5 / 約2.2MB / 2,848×4,288 / 1/160秒 / F22 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート

【X1】約1.9MB / 2,856×4,272 / 1/2,000秒 / F4 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】約2.0MB / 2,856×4,272 / 1/1,600秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】約2.0MB / 2,856×4,272 / 1/800秒 / F8 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート
【X1】約2.0MB / 2,856×4,272 / 1/400秒 / F11 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート【X1】約2.0MB / 2,856×4,272 / 1/200秒 / F16 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート

【DP1x】約1.2MB / 1,760×2,640 / 1/800秒 / F4 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】約1.2MB / 1,760×2,640 / 1/400秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート【DP1x】約1.2MB / 1,760×2,640 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート
【DP1x】約1.2MB / 1,760×2,640 / 1/100秒 / F11 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート

【2011年4月14日】DP1xのダイナミックレンジについて修正と追記を行ないました。
【2011年4月14日】FinePix X100の感度比較画像にISO12800の画像を追加しました。
【2011年4月14日】FinePix X100の感度比較画像のうち、ISO12800の画像がISO100になっていたのを修正しました。



大浦タケシ
(おおうら・たけし)1965年宮崎県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、二輪雑誌編集部、デザイン企画会社を経てフリーに。コマーシャル撮影の現場でデジタルカメラに接した経験を活かし主に写真雑誌等の記事を執筆する。プライベートでは写真を見ることも好きでギャラリー巡りは大切な日課となっている。カメラグランプリ選考委員。

2011/4/13 00:00