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ライカM-P(Typ240)
“赤バッジ”がない控えめなルックス
Reported by 本誌:鈴木誠(2014/9/10 12:00)
ライカカメラジャパンが9月13日に発売する「ライカM-P(Typ240)ブラックペイント」の実機をお借りできたため、併売されるライカM(Typ240)との外観の違いを見ていきたい。
ライカM-Pは、ライカMをベースに“プロ仕様”を意識したというバリエーションモデル。前面の赤バッジを省略し、トップカバーに筆記体ロゴを刻印するなど外観上の違いが目を引く。赤丸のアクセントがないことによる控えめなルックスを好む向きも多いだろう。なお、シルバークロームを後日発売する。
外装は、液晶モニターの保護ガラスがゴリラガラスからサファイアガラスに変更された。M8.2やM9-PといったMデジタルのアップグレードバージョンで定番的に採用されてきた素材で、高硬度・対傷性を特徴とする。
カメラ機能は、イメージセンサーなどの基本仕様はそのままに、バッファが1GBから2GBに増量された。筆者所有のサンディスクExtreme Pro SDHC UHS-Iカードで連続撮影コマ数を試してみたところ、RAW+JPEG fineの連写で21コマ(RAWのみで33コマ)までスピードが落ちなかった。
同時にお借りしたライカM(ファームウェアは発売当時の1.1.0.2)で同様に連写してみたところ、バッファは7コマ(RAWのみで13コマ)でフルになった。ライカM-Pはより多様な撮影に対応できる仕様になっていると言えるだろう。