写真で見るオリンパスXZ-1プレミアムキット
Reported by 本誌:鈴木誠
オリンパスが12月9日に発売する「XZ-1プレミアムキット」をお借りできたため、外観写真をお届けする。
2011年2月に発売したXZ-1の限定モデル。従来はブラックとホワイトのみだった本体色をチタニウムシルバーとし、電子ビューファインダー「VF-3」や自動開閉キャップ「LC-63A」をセットにした。限定数は3,000。店頭予想価格は7万円前後の見込み。
通常カラーのXZ-1が実勢5万円前後、VF-3が実勢2万円前後(いずれも執筆時)のため、自動レンズキャップ(5,040円)も含めて7万円前後という設定は価格的にも魅力かもしれない。
カメラの主な仕様は通常モデルと同じ。撮像素子は1/1.63型有効1,000万画素のCCDセンサーを採用。レンズは35mm判換算28-112mm相当、開放F1.8-2.5と、望遠端まで明るさを保った4倍ズームレンズが特徴的だ。
自動開閉キャップ「LC-63A」は、電源のオン/オフ操作によって沈胴式レンズの動作とともに自動で開閉する仕組み。取り付けはしっかりとしており、不意に外れてしまったり、回転してしまったりといった不都合の心配も少なそうだ。見た目の統一感とともに安心して使える印象である。自動開閉キャップの単品発売は12月下旬の予定。
同梱の電子ビューファインダー「VF-3」は、発売済みの「VF-2」の画素数やサイズを抑えたモデル。表示画素数はVF-2の約144万ドットから約92万ドットになっている。ロック機構を新たに備えたことで、アクセサリーシューから不意に脱落することを防いでいる。小型になりコンパクトなカメラ本体とのバランスも幾分よくなった印象だ。
■外観
ストロボをポップアップしたところ | レンズ周囲のコントローラーリングが特徴的 |
自動開閉キャップはレンズ鏡胴に連動して開閉する | 4方向に開く |
電源オフ時の様子。自然なルックスだ | コントローラーリングの部分にも一体感がある |
・電子ビューファインダー「VF-3」装着例
左側面にロック解除スイッチと視度調節ダイヤルを備える |
VF-2同様、上方向にチルト可能 |
鈴木 誠
2011/11/24/ 00:00