デジカメアイテム丼
バッグのセレクトにもう悩まない! 3タイプに変化するカメラバッグ
マンフロット Manhattanチェンジャー20 3wayショルダーバッグ
2017年7月27日 07:00
カメラバッグのセレクト基準は人によってさまざまだが、その選択は状況や使用シーンによるところが最も大きいと思う。
所有する機材をフルに詰め込めるメインのカメラバッグの選択にはほとんどの人が悩まないと思うが、市街地での撮影や仕事ついでの撮影など、サブのカメラバッグのセレクトが一番悩ましいもの。
そのためシーンや機材の量や歩く距離などによって使用するバッグを変えることになり、家にはいつの間にか大量のカメラバッグが……となってしまっているのはおそらく筆者だけではないはずだ。
そんな方々に今回紹介したいのがマンフロット社が新しく発売した「Manhattanチェンジャー20 3wayショルダーバッグ」。これひとつで多くにシーンに対応できるスグレモノなのだ。
3タイプに早変わり!
Manhattanチェンジャー20 3way ショルダーバッグの一番の特徴はその名の通り、3タイプにチェンジできることだ。
トートバッグタイプ
見た目はこのモードが最もシンプルでビジネスユースにも良さそうだ。柔らかく質感の良い幅広の持ち手が使いやすい。シックで上質なグレーの生地もビジネスカジュアルに使えそうだ。
撮影していないときや他に荷物を持っていないときはこのモードが一番使いやすいと感じた。
容量もしっかり確保
基本的なバッグの構造はトートバッグタイプで、内寸は高さ41cm、横幅32cm、奥行12cmの縦長の一室構造。バッグ内にインナーバッグが入っており、そこがカメラ収納部となっている。ミラーレスカメラやAPS-Cセンサーの小型一眼レフカメラなどが交換レンズ2〜3本とともに収納できる。
インナーバッグも縦長構造になっているので70-200mm F4などの望遠レンズも収納可能。ただし縦長の構造なので、場合によってはレンズは上下に重ねて収納される。その場合は常に素早いレンズ交換ができるとはいえない。
バッグ本体にはノートPCやタブレットが入るスペースがあり、A4判のファイルはもちろん僕の使用している13インチのMacBook Airも余裕で収納できた。15インチのノートPCまで入るそうだ。インナーバッグとの隙間には水筒や折りたたみ傘を入れてもまだ余裕がある。
インナーバッグは簡単に取り出せるので通常のバッグとしても即時利用可能。インナーバッグ自体にジッパーで閉められるメッシュのフタがあるので、横倒しにしても機材が転がり出す心配はない。
なお、インナーバッグには持ち手はあるが、ショルダーストラップなどはないので単体利用は難しい。
マンフロットBefreeなどのトラベル三脚を取り付けられる、滑り止めつきの三脚ストラップも内蔵されている。
三脚を取り付けると流石に少し全体が重くなるので、バックパックタイプで使用するのがいいだろう。
なお、バッグ内寸が41cmと縦長なので、Befreeのように小さなトラベル三脚であれば、インナーバッグ横の余っているスペースに入れてしまうことも可能だった。
スーツケースのハンドルに装着することも可能。
バッグの外ポケットのジッパーには、マンフロットのコーポレートカラーである赤の引き手が付いておりワンポイントとなっている。
まとめ
こうしたタイプ切り替えバッグはビジネスバッグなどでは近年多く見かけるようになっていたが、カメラバッグではまだまだ少ない。タイプの切り替えにあまり興味がない、という人もいるかも知れないが、これが一度使ってみるとけっこういろいろな場面で助けられるのだ。
街のどこでもカメラアイが反応すれば撮影したくなるのがカメラマンの性であり、カメラはいつでも持ち歩きたいもの。でも、撮影が主ではないお出かけの際などにはカメラバッグ感の強いバッグは使いたくはない。通勤バッグなどではなおさらだ。そんな人にはイタリアンデザインでクールな、このマンフロット「Manhattanチェンジャー20 3wayショルダーバッグ」をおすすめしたい。