デジカメドレスアップ主義
木製アクセサリーはいかが!?
ライカM(Typ240)+ Auto Miranda 50mm F1.4
Reported by澤村徹(2015/9/3 05:55)
- ボディ:ライカM(Typ240)
- レンズ:ミランダ オートミランダ50mm F1.4
- マウントアダプター:三晃精機 ライカLマウント ミランダレンズ用マウントアダプター
- マウントアダプター:レイクォール L-Mリング 半欠きタイプ
- ソフトレリーズボタン:ARTISAN OBSCURA チェック/アイボリーウッド(ユリシーズ)
- シューカバー:ARTISAN OBSCURA チェック/アイボリーウッド(ユリシーズ)
- 後付けグリップ:J.B. Camera Designs Pro Wood Grip for Leica M240
サードパーティー製のカメラアクセサリーと言えば、レザーや金属が定番のマテリアルだ。ナイロン製の純正ストラップをレザー製に交換したり、樹脂製のシューカバーを金属製に取り替えるなど、より存在感のあるマテリアルへの置き換えが、ドレスアップ事始めといったところだろう。そうした中、意外と数が少ないのが木製アクセサリーだ。今回はM型ライカ向けの木製アクセサリーを集め、ライカM(Typ240)をドレスアップしてみた。
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まずひとつめはARTISAN OBSCURAのソフトレリーズボタンとシューカバーだ。ともに木製で、木材の種類、カラー、デザインは数多くのバリエーションが揃っている。耐久性のある木材を使っているため、実用面でも問題ない。同社はアメリカの会社で、本連載では個人輸入したものを一度紹介したことがあった。
今回改めてARTISAN OBSCURAの製品を紹介しているのは、ユリシーズが本製品の取り扱いをスタートし、日本国内でも手軽に購入できるようになったからだ。実はユリシーズの代表が本連載でARTISAN OBSCURAの存在を知り、先方にコンタクトを取って取り扱いが決まったという。こうして二度目の紹介原稿を書いていると、何か感慨深い心持ちになってくる。
後付けグリップはJ.B.カメラデザイン製のプロウッドグリップを装着した。同社もアメリカの会社で、米国内にてハンドクラフトした製品だ。ここではライカM(Typ240)用を取り上げたが、FUJIFILM X-T10、ソニーα7R II、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II、ライカQなど、種類が豊富な上に新機種対応もスピーディーだ。筆者の知る限りでは日本国内で取り扱うショップはなく、Amazon.comからの購入がメインルートとなる。日本から問題なく注文でき、商品の到着も海外通販としては迅速な部類だった。
レンズはミランダのオートミランダ50mm F1.4を選んだ。これまでミランダ用マウントアダプターは主要メーカーから発売されていなかったが、三晃精機がライカL-ミランダマウントアダプターをリリースした。スクリュー式、バヨネット式、双方のミランダレンズに対応している。ボディ側はライカスクリューマウントだが距離計には連動しない。あくまでもライブビュー前提のマウントアダプターだ。