デジカメドレスアップ主義

X100Tでオーガニック・ドレスアップ

FUJIFILM X100T

  • カメラ:FUJIFILM X100T
  • カメラケース:ユリシーズ X100T/X100S/X100 Body Suit(ブラック)
  • ソフトレリーズボタン:Artisan Obscura Walnut(large/concave/Leica M Typ 240)
  • シューカバー:PILLOW TOP HSC(Figured Walnut/Leica M Typ 240)
  • レンズフード:Aki-Asahi 汎用型レザーレンズフード角形(49mm/ブラック)
  • フィルター:Kenko PRO1D プロテクター(W)49mm
  • レンズフード:富士フイルム F LH-X100 B

ドレスアップアイテムのマテリアルは様々だ。本連載ではレザー製のケースとストラップをベースに、レンズフード、ソフトレリーズ、サムグリップなど、金属製アクセサリーを随時追加するようなスタイルを紹介することが多い。

今回は趣を変え、天然素材を使ったアクセサリーだけでドレスアップしてみた。カメラという金属の塊と、天然素材のアクセサリー。そのマッチングの妙をFUJIFILM X100Tで楽しんでみよう。

※この記事を読んで行なった行為によって生じた損害はデジカメWatch編集部、澤村徹および、メーカー、購入店もその責を負いません。また、デジカメWatch編集部および澤村徹は、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

ユリシーズのX100Tボディスーツは税込1万6,848円。旧モデルのX100S、X100にも対応する
黒革のケースとフードに、ウォルナットのアクセサリーがよいアクセントになっている

まず、レザーケースはユリシーズ製だ。これはX100T用に新設計された製品だが、既存のX100SとX100にも装着できる。X100シリーズ全機種対応版だ。底面にフリップカバーを採用し、バッテリーやメモリカードにイージーアクセスできる。本ケースは付属の専用ネジで三脚穴に固定するが、通常用途ならこのネジを緩めてケースを外すことはないだろう。

背面はオープンタイプだ。ユリシーズのケースは全体を覆うボディスーツスタイルが主流だが、X100Tはファインダーと液晶の間が狭く、そのためオープンタイプを採用している。これにともない、側面はストラップ穴をまたいでホックで留めるデザインになった。M型ライカ用ケースでよく見かけるデザインで、X100Tのクラシカルな演出にうってつけだ。

背面はオープンタイプだが、精巧な作りでボディにタイトフィットしている
底面のフリップカバーを開けると、バッテリーおよびメモリカードにアクセスできる
ライカ用ケースでおなじみの側面をホックで留めるスタイルを採用した
カラーバリエーションはブラック、ネイビー、チョコレートの3色展開だ

なお、レザーはユリシーズ定番のプエブロを用いている。ダメージ加工済みで使い始めから雰囲気があり、さらにエイジングの進みが早く、表情の変化を短時間で楽しめる。

ソフトレリーズボタンとシューカバーは木製のものを選んだ。Artisan Obscuraというアメリカのブランドで、ウォルナットやチークなど、木材をベースにしたソフトレリーズボタンとシューカバーを多数ラインアップしている。

Artisan Obscuraのウォルナット製ソフトレリーズボタンは35ドルだった
ウォルナットに細工をしたシューカバー。価格は30ドルで、装着はややきつめだった

筆者の知る限りでは日本国内の代理店はなく、1年ほど前、同社のホームページから海外通販で私物購入したものを紹介している。購入時に装着するカメラを入力し、機種に適したサイズのものを送ってくれる。

ここで紹介している個体はライカM(Typ240)向けにオーダーしたものだが、X100Tにも装着できた。なお、シューカバーのPILLOW TOP HSCは現在カタログ落ちしているが、似たようなデザインものが用意されていた。

レンズフードはAki-Asahiの汎用型レザーレンズフードを合わせてみた。1枚革から型押しで成形した製品だ。このフードは元々50mmレンズ向けに設計されているが、今回35mm判換算35mm相当のX100Tでケラレずに使用できた。

Aki-Asahiの49mm径汎用型レザーレンズフード角形は税込3,800円。カラバリもある
純正のアダプターと49mm保護フィルターを付け、その上からレザーフードをかぶせる
富士フイルム純正のレンズフードを合わせてみた。ボディカラーに合わせて黒と銀を用意している

このフードを取り付けるには、ちょっとしたコツがいる。まず、純正フード用のアダプターリングを取り付け、ここに49mm径の保護フィルターを装着。その上からレザーフードをかぶせる。本製品は49mm径のケンコーPRO1D プロテクターで採寸してあるので、同じフィルターを使えばジャストフィットだ。他のフィルターの場合は、フィルター枠の厚みで取り付けが緩かったりきつかったりする。手持ちのアイテムと相談しながらセッティングしよう。

X100T / 1/350秒 / F2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム
X100T / 1/1250秒 / F2.8 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム
X100T / 1/680秒 / F2 / -0.67EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム
X100T / 1/680秒 / F2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム
X100T / 1/340秒 / F8 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム
X100T / 1/450秒 / F2 / +1.33EV / ISO200 / WB:オート / クラシッククローム

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp