コスプレ×ポートレート

コスプレに合う発色と肌の色抜けが特徴の「キヤノン EOS R5」…かれしちゃん(後編)

EOS R5/RF24-70mm F2.8 L IS USM/46mm/マニュアル露出(1/250秒、F2.8)/ISO 800

アニメやゲームの世界に限らず、個々の世界観を表現するコスプレ。昨今では毎週全国どこかで何かしらのイベントが開かれてるほど人気だ。本連載ではコスプレ撮影に注目し、前編を「モデル(コスプレイヤー)の紹介」、後編を「撮影機材の解説」として掲載。コスプレとポートレート撮影の素敵な関係を掲載していきたい。(編集部)


この連載の後編では、撮影に使用した機材について解説したい。

<モデルプロフィール>

  • かれしちゃん/Kareshichan
  • T165 B80 W55 H85
  • 趣味:ゲーム/料理
  • 特技:人に元気と癒しを届けること
  • X :@karechan3840
  • Instagram:@klc_3840
  • Twitch:kaleco_ch

今回の撮影で使用しているカメラはキヤノンのEOS R5。以前よりEOS 5Dシリーズを使用していて、ミラーレスカメラに変えたいと思っていたところに登場したEOS R5をサブ機も含め2台で現場を回している。

キヤノン EOS R5

肌の色抜けがキレイで、素直な発色がお気に入り。特にピクチャースタイルの“ポートレート”で撮影した時の肌色と赤の発色が、現場でも「綺麗!」と評判だ。

EOS R5/RF24-70mm F2.8 L IS USM/43mm/マニュアル露出(1/125秒、F2.8)/ISO 800
EOS R5/RF24-70mm F2.8 L IS USM/45mm/マニュアル露出(1/160秒、F2.8)/ISO 800

ミラーレスカメラになって瞳AFが導入され、その精度もEOS R5あたりを皮切りに圧倒的に高くなり、激しく動くファッションやグラビア撮影でもまったくストレスを感じない。暗所でも余裕で、開放F値の低いレンズなど以前では撮影で躊躇しそうな場面でも遠慮なく使っていくことができる。

ミラーレスカメラになってから背面モニターを見ながら撮影する機会が増えた。様々なアングルに対応できるものいい

また高感度撮影にも強く、ISO感度を上げた時のノイズ感もほとんどなく、紙の媒体でもISO感度を思いっきりあげて撮影しても問題ない場面が多い。

今回みたいに自然光のみの室内の場合、それなりに暗く、感度も上がっていきがちだがまったく問題ない写りをしている。またボディの手ブレ補正も大幅に安定感を増していて、シャッタースピードが稼げないような場面でもチャレンジができる。

EOS R5/RF24-70mm F2.8 L IS USM/50mm/マニュアル露出(1/160秒、F2.8)/ISO 800
EOS R5/RF24-70mm F2.8 L IS USM/45mm/マニュアル露出(1/160秒、F2.8)/ISO 800

モデル:かれしちゃん

清田大介

(きよただいすけ)写真家。APA(公益社団法人 日本広告写真家協会)正会員。「清田写真スタジオ」経営。商業撮影、雑誌寄稿、セミナー開催。国内外のコンテスト受賞多数。東京カメラ部10選2020。