私はこれを買いました!
EOSシステムをミラーレスに移行中。持て余すほどの優秀さ
キヤノン EOS R5(赤城耕一)
2020年12月28日 12:00
近況報告&購入の動機
「カメラマン」「アサヒカメラ」の休刊、母の死、写真展の延期、変わらぬコロナ禍と、新しいカメラを買うどころじゃない最悪の気分で過ごした2020年でしたが、だからこそ使用頻度の低い業務用のカメラを整理しようという気持ちになりました。
昨年あたりからEOS一眼レフは整理対象の一番手でしたけどね。EOS Rをそれなりに使用してきた私なので、このままEOSミラーレスへの移行を進めるために思い切って今年はEOS R5にもお越しいただくことを決断したわけです。
本誌連載でもEOS R5を取り上げてるけど、その時と状況はあまり変わらず。ただ、ボディの購入に息切れして今なおサードパーティを含む、生き残った古いEFマウントレンズを使うことでお茶を濁しています。このためEOS R5のポテンシャルの完全な実力を知ることができていないのです。しかし、すでに好結果が出ています。アサインメントにも使用してますが、自分でも持て余すほどの秀逸な結果が出ていますから大丈夫なのでしょう。
最近でも、とある企業のPRのため、働く人たちのポートレートをさくっと撮影したものを見ていただいたところ、たいへん喜ばれました。凝ったライティングをすることなく、アベイラブルライトフォトを基本とし、美しいと思われる光を探して撮影しました。使用した主なレンズは古ーいEF100mm F2 USMですが、なんら問題のない結果が出ています。
EOS R5本来の画質の優秀さもさることながら、手ブレ補正のサポートも効いていることが実感できました。また、AFの精度が恐ろしくよく、これはEFマウントレンズでの使用においても実感できます。
来年はEOS R5に活躍してもらえる年になることを祈念します。