今週の気になるニュースをPICKUP

3月18日(月)~3月22日(金)|桜の満開はいつ? 富士フイルムのポップアップストアも

3月18日(月)~3月22日(金)に配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

持ち運べるポータブル防湿庫?

“ポータブル防湿庫”とでも呼びましょうか。レンズ自体に被せてカバーのようにして使う防湿アイテムだそうです。シリコーン素材を採用しており、レンズの傷防止の役割も果たすとのこと。湿度を吸収する内蔵のドライストーンは、電子レンジで加熱すると再利用が可能になるという仕組みも面白い。大きな防湿庫は、どうしたって物理的にスペースを占めてしまいますから、部屋での機材管理における省スペース化にも活用できるかもしれませんね。

iPhoneの動画撮影機能を強化したい

iPhoneに限った話ではないかもしれませんが、最近のスマホ界隈の動画撮影機能も目を見張るものがありますよね。「動画はこれ(スマホ)で十分だな」と思わされることも多くあります(本当は本格的なムービーカメラも欲しい)。そう考えた時、スマホ周りのアイテムを揃えていくことで、“動画撮影能力”を強化していくのも1つの手だなと思うわけです。リグ、ジンバル、マイク、ライトときて、今回はMagSafe対応のポータブルSSDです。WindowsやmacOS、Androidにも対応するそうです。

超望遠を試せるチャンス

CP+2024の会場に“BMWとMINIのレーシングカー”が登場したことで注目を集めたタムロンでしたが、今度は富士スピードウェイで再会できるようです。いろんなシチュエーションで同社のレンズを試せるとのこと。特に超望遠レンズをこうした場所で試用できるのは、とても貴重な機会なのではないでしょうか。先日公開した週刊アンケートの回答では、焦点距離400mm以上(35mm判換算)のレンズを所有している読者がとても多いことがわかりました。それ以外の回答者の中にも、超望遠レンズへの憧れを語ってくれた読者も多くいました。メーカーが積極的にこのようなイベントを企画してくれるのはとてもありがたいことですね。

人は写真で幸せになれるのか

富士フイルムが精力的に取り組んでいる「写真幸福論プロジェクト」ですが、とても面白いサービスを展開しているなと思います。今回登場したポップアップストアでは、フレームコンシェルジュによる世界で自分だけの写真額装を体験できます。大事なのは、写真にどのように(どのような)想いを込めるのかということ。その向き合い方ひとつで、人はもっと幸せになれるんじゃないかということ。富士フイルムはそれに気が付くきっかけを、写真を愛する全ての人に向けて提示しています。

同ストアでは、蔦屋書店のコンシェルジュが自分の写真からオススメの本を選んでくれる面白いコーナーも用意しています。営業は3月25日(月)までなので、気になる方はお急ぎ下さいませ。

桜の便りが届きました

桜の季節がやってきました。とても美しく、そしてあっという間に過ぎ去ってしまう季節です。卒業式や入学式といった、出会いと別れを連想するイベントが多いこの季節には、なぜだか特別な感情を抱かせる不思議な空気感があるような気さえします。だからなのか、桜の写真は他人が撮ったものでも、見ているだけで勝手にストーリーを想像してしまいがちです。当サイトでは、春の短期連載として館野二郎さんの「桜の撮影とレンズ焦点距離の関係」を公開しています。素敵な作品をたくさん紹介していただいておりますので、こちらもぜひご覧ください。

本誌:宮本義朗