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12月4日(月)~12月8日(金)|マニアックなレンズフィルター、変わり種の便利三脚など
2023年12月9日 12:00
スピード感の時代
ひとつのアイデアは、ものすごい勢いで発展していくのだなと感じます。特にレンズフィルターにおいて、動画に便利とされる可変NDや、いわゆる「ブラックミスト」系の波に続くのが、ストリークと呼ばれるアナモルフィックレンズのような線状フレアを演出するものです。今回の製品は虹色の効果が得られるというレインボータイプで、当初のアナモルフィックレンズ風を超えた独自の世界が構築されています。
HARMANのカラーネガ
いま銀塩モノクロをやっている方々は、イルフォードやケントメアなどの銘柄を“ハーマン系”と呼びますが、そのハーマンの名を冠したカラーネガというのが興味深いところです。ハーマン系はモノクロ感材こそ日本で取り扱いがありましたが(サイバーグラフィックス→ジェットグラフ)、カラーの製品もあったとは知りませんでした。
LUMIX G100がマイナーチェンジ
Vlog向けで登場したG100でしたが、写真ユーザーの人気が高いということでG100Dでは方針転換しました。もともとルックス的にもスチルカメラっぽくて可愛いなと思ってました。G100の仕様を継承しているとすれば、1/500秒を超えたら電子シャッターに任せるという「LUMIX GM」を思い出す仕様です。時代的に動画の話は無視できませんけど、そんなGMっぽい割り切りもあり、かなりツウな“カメラ好き”向けの隠れテーマがあるのではないかと妄想しています。ファインダー内蔵なのでGM5の遺伝子かもしれません。
鉄道古物の販売
「記念写真用顔出しパネル」がカメラ媒体的にいいのではないかと思いました。鉄道雑誌のモノクロページや工場イベントの即売会では定番の古物ですけど、あちらもデジタル化で失われた文化は少なくないですね。私がまだ親に手を引かれていた頃、某鉄道工場のイベントでは通勤型電車の方向幕(側面)が1ロール2,000円ぐらいで、3コマだけの切れっ端を300円で買ってもらった記憶があります。しばらく壁に貼ってました。あれも折り目がついたり劣化で割れたり扱いには気を使いますよね。
大小の三脚に分離する三脚
“何を言ってるのかわからねーと思うが”的なアイテムですが、エレベーター部分を引っこ抜くと、そのまま三脚になっているという仕掛けですね。1本のセンターポールが3本に開くというより、3本の脚がそのままスパイダー部分に刺さるという感じになっています。これ、どちらかのスパイダー部分からスマホホルダーが出てくる日も近いのでしょうね。スピード感の時代です。