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エレベーター部分がサブ三脚になる「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」。メイン脚はカーボン製

HEIPIは12月8日(金)、クラウドファンディングサイトMakuakeにて「3-in-1トラベル三脚」の先行販売を開始した。一般販売予定価格は税込5万9,990円のところ、17%オフの税込4万9,790円から用意している。製品は2024年3月末から順次発送する。

プロジェクトは2024年1月30日(火)18時00分まで。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了までに支払いを済ませることで応援購入が成立する「All in型」となっている。

「メイン三脚(カーボン脚)」「サブ三脚(アルミ脚)」「自由雲台」の組み合わせで様々な撮影スタイルを楽しめるという三脚。メイン三脚はカメラ、サブ三脚はスマートフォンで使用するなどといった使い方を提案している。なお、付属する雲台は1つ。

通常時はサブ三脚がメイン三脚のエレベーター部分として機能しており、センターポールのように逆付けでのローアングル撮影に対応。メイン三脚から抜き取ることでサブ三脚を単体で使える。サブ三脚+雲台では最低高14.5cmのローアングル撮影も可能としている。

メイン三脚、サブ三脚、雲台を組み合わせた総重量は1.35kg。耐荷重は25kgとしている。収納時は直径7cm・縮長45cmのサイズとなる。

石突には、スパイクフィートを内蔵。砂、氷、草、雪など複雑な地形でも安定して使用できる。

自由雲台が付属。360°の回転に対応し、パノラマ撮影が可能。10°ごとにクリック音が鳴り、手元が暗い夜景撮影などでも正確に角度調整ができるという。カメラプレートの取り付け部はアルカスイス互換形状を採用。そのほかスマートフォンを固定するマウントが内蔵する。

雲台は自由雲台式

HEIPIは野生動物写真家のジェームズ・バン氏によって作られたブランド。2022年にアメリカで設立。野生動物写真家のニーズに応えるため、軽量かつ携帯性の高い三脚の開発を行い、同製品が登場した。

主な仕様

  • 伸長:150cm(メイン三脚のみ:126cm)
  • 最低高:22cm
  • 収納高:45cm
  • 段数:5段
  • パイプ径:最大26mm
  • 重量:1.35kg(メイン三脚のみ:0.88kg)
  • 耐荷重量:25kg
本誌:佐藤拓