今週の気になるニュースをPICKUP

8月28日(月)~9月1日(金)|ソニー注目の新機種、モンベル×JALの“整備士アウター”も

8月28日(月)~9月1日(金)までに配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

人気シリーズ待望の後継機

2020年発売の従来機「α7C」のニュース記事は、発表当時、私が覚えている限りで最もページビューを稼いだ記事でした。コンパクト×フルサイズという新シリーズであったことや、すっきりとしたスマートなデザインで多くの注目を集めたことは記憶に新しいところです。満を持して登場した後継機は、「R」と「II」の2系統。ソニーがその製品ラインアップの豊富さでユーザーの心をつかみに来ています。

第二世代の広角~標準~望遠が出そろう

カメラと一緒に発表されたのは、第2世代のG Masterズームレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」です。24-70mm、70-200mmに続く広角ズームで、“第2世代”が3本揃いました。従来機から全長を約10mm短縮、質量は約20%軽くなっています。最短撮影距離が0.28mから0.22mに縮まっている点もポイントでしょう。ちなみに“第1世代”の3本の総質量は約3,046g、“第2世代”は約2,287gとなっているので、3本一式で揃えるとレンズ1本分くらいの軽量化を果たしているそうです。

キヤノンの包装が“日本パッケージングコンテスト”で受賞

製品の包装は各社の工夫が感じられるポイントで、それぞれに特徴があったりします。製品レビュー用に機材を借りるとき、元の状態で返却することを心がけていますが、複雑な包装を前にして「元に戻せるだろうか……」と緊張が走ることもしばしばあります。以前は“包装”というものにはあまり関心がありませんでしたが、最近はそこにも面白さがあるのだと感じられるようになってきました。この隙間をこんな風に活用するのか、とか。環境負荷低減に寄与するこうした取り組みが評価される仕組みはとても意義深いことかと思います。“包装”が行き着く未来が楽しみです。

北陸新幹線福井・敦賀の開業日が決定

国内交通網の発達に期待がかかります。東京~金沢間だった北陸新幹線が福井県まで延伸します。こうした進歩は旅行先の選択肢が増えるので歓迎したいのですが、仕事関連でいうと大手を振って喜べないこともありますね。出張先でおいしいものでも食べてゆっくりしたいなと思っていても、「日帰りで大丈夫でしょ?」というプレッシャーがかかる可能性が高まるというものです。

“JAL整備士デザイン”のアウター

カメラユーザーとアウトドアブランドは親和性が高いだろうと推測します。今回JALとコラボしたのはモンベル。整備士の着用品を再現したということも興味深く、デザインにも洗練されたカッコよさを感じます。機能性の高さも疑いないでしょう。こうしたアウトドアブランドの動きには、今後も注目していきたいところです。

本誌:宮本義朗