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ソニー、充電ケース付きの2波ワイヤレスマイク「ECM-W3」。マイクロホン単体17g
2023年9月28日 10:03
ソニーは、ワイヤレスマイクロホン「ECM-W3」「ECM-W3S」を11月17日に発売する。希望小売価格(税込)はECM-W3が6万3,800円、ECM-W3Sが4万7,300円。
マイク単体で17gという小型軽量を特徴としたワイヤレス式のマイクロフォン。充電ケースが付属し、内蔵バッテリーの充電が可能。「ECM-W3」「ECM-W3S」の違いは付属するマイク本数の違い。W3には2本付属し、W3Sはに1本付属する。
発売済みのワイヤレスマイクロホン「ECM-W2BT」の特徴を継承しつつ、高S/Nの全指向性マイクユニットを搭載、ノイズリダクションフィルター機能を追加した。オーディオの入出力にも対応し、ラベリアマイクと組み合わせて使用可能。音割れのリスクを軽減するため、通常音量と20dB下げた2つの音声を同時記録できるセーフティ機能が備わった。
対応カメラのMIシューにレシーバーを取り付けて使用する。MIシューを利用することで、カメラとケーブルで接続する必要がない点が特徴。MIシュー非搭載の機器の場合はANALOG/DIGITALスイッチを「ANALOG」に切り替えて使用する。
ノイズリダクションフィルター機能では、デジタル信号処理で雑音を効果的に除去し、シャープでクリアな収音を実現。風切り音や空調、振動などの低音をカットする「ローカットフィルター」機能も備える。
マイクとレシーバーの接続は、Bluetooth 5.3 Low EnergyとLC3plusコーデックを採用。見通しがよければ最大150mまでの通信が可能だとしている。マイクはフル充電で連続約6時間の動作が可能。
マイク側には3.5mmのミニジャック入力端子を備え、ラベリアマイクと組み合わせて使用可能。レシーバー側にはUSB Type-Cと3.5mmミニジャックを用意し、MIシュー非搭載のカメラやPC、ICレコーダーなどでも活用できる。
主な仕様
- 周波数特性:20Hz〜20,000Hz
- 集音モード(指向性):全指向性
- モノラル/ステレオ:モノラル
- チャンネル音声出力:2ch
- 入出力端子(マイクロホン入力/レシーバー出力):3.5mmミニジャック(モノラル)/Miシュー、USB Type-C、35mmミニジャック(ステレオ)
- 外形寸法(マイクロホン/レシーバー):25×52.5×20.5mm/32×29×50mm
- 重量(マイクロホン/レシーバー):約17g/約25g