写真展レポート

日本レース写真家協会報道写真展:COMPETITION

東京/大阪で順次開催 東京会場は全日本ロードレースチャンピオン車両を展示

日本レース写真家協会(JRPA)による、報道写真展「COMPETITION」が東京・六本木のアクシスギャラリーで行われている。期間は1月11日(木)から16日(火)まで。大阪会場はビジュアルアーツギャラリーで2月18日(日)から3月3日(日)に開催される。

モータースポーツの写真作品で構成され、いずれもその道のプロが撮影。全世界で撮影された作品を鑑賞できる。

2023年ル・マン24時間レース(撮影:田中秀宣氏)
2023年スーパーバイク世界選手権・第4戦(撮影:遠藤智氏)

パネル作品の点数は43点。サイズはすべてA1。スライドショーも用意しており、パネル展示と合わせると100作品以上の展示となる。

東京会場では、レーサーの中須賀克行選手が12回目の全日本チャンピオンを獲得したマシン「2023ヤマハ YZF-R1」の展示を行う。ヘルメットも併せて展示しており、転倒の際についた傷の様子も見ることができる。

展示作品には愛知県豊田市でも開催された2023年WRCといった最新のレースに加えて、F1ドライバーのアイルトン・セナ選手(1987年F1世界選手権・ポールリカールウインターテスト、1991年F1選手権・第15戦日本GP)など往年のレースシーンも用意。高速走行するマシンのみならず、レースの裏側で戦う選手の様子など、会員各自がグッと胸に来たシーンを多く展示しているという。

JRPA会長の小林稔氏
1987年F1世界選手権・ポールリカールウインターテスト(撮影:金子博氏)
2023年WRC・第13戦 ラリージャパン(撮影:小林直樹氏)

そのほか、事前公募の「2023 JRPAモータースポーツ写真コンテスト」で入賞した作品も展示されている。

来場者には、パネル展示している作品の一覧と、撮影データ(カメラやレンズ、露出など)が記載されたパンフレットを配布する。

また、1月13日(土)、14日(日)にはギャラリートークを開催。時間はいずれも15時00分から。JRPA会員が展示されている自身の作品について語るトークイベント。作品にまつわるストーリーや撮影テクニックについて話すという。

東京会場(アクシスギャラリー)

開催日程

2024年1月11日(木)〜1月16日(火)

開催時間

11時00分〜20時00分

所在地

東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F


ギャラリートーク

1月13日(土)、14日(日)15時00分〜

ギャラリートーク登壇者(敬称略)

・1月13日(土):赤松孝、大西靖、金子博、髙橋学、田中秀宣
・1月14日(日):赤松孝、熱田護、大西靖、金子博、田中秀宣、田村弥、松本尚

大阪会場(ビジュアルアーツギャラリー)

開催日程

2024年2月18日(日)〜 3月3日(日)

開催時間

10時00分〜18時00分
※土、日、祝は17時まで
※3月3日(日)(最終日)は15時まで

所在地

大阪府大阪市曽根崎新地2-5-23

本誌:佐藤拓