EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/721mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 200/WB:オート
宮城県東松島市で行われる「東松島夏まつり」と「松島基地航空祭」。この2つの夏のイベントでは、恒例としてブルーインパルスの飛行が2日間連続で実施される。この「東松島夏まつり」と「松島基地航空祭」が今年も、8月24日(土)と8月25日(日)にそれぞれ開催された。
悪天候が予想される中での実施となったが、ここに「EOS R5 Mark II」を持ち込んで撮影してみた。
今回の撮影機材
メインで使用したカメラは「EOS R5 Mark II」、もう1台は「EOS R3」を準備した。
使用したレンズは「RF10-20mm F4 L IS STM」「RF24-105mm F4 L IS USM」「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」の3本。
「RF10-20mm F4 L IS STM」を使ってブルーインパルスがスモークでハートやサクラなどを描くシーンを、「RF24-105mm F4 L IS USM」で航空機の地上展示、「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」でブルーインパルスなどの飛行展示を主に撮影することにした。
航空祭では持ち込み禁止品や使用禁止品があるので事前に公式ページでチェックしておこう。
松島基地航空祭で持ち込めない撮影関連物は、三脚および一脚、自撮り棒、ドローン、3辺の長さが100cmを超える脚立や椅子、単体で最大伸長時に40cmを超えるレンズ(レンズフードを含む)となっている。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMレンズは焦点距離を500mmに伸ばしてフード込みでも38cm程度となる 最近はミラーレスカメラ用のコンパクトな超望遠ズームレンズが出てきているので、制限範囲内でもレンズが選べるようになった。
「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」は高画素カメラの「EOS R5 Mark II」と組み合わせると、画像サイズを1.6倍(クロップ)にして焦点距離を800mm相当まで伸ばして撮れるのが便利だ。クロップしても約1,700万画素相当のサイズがあるので十分使えると思う。
EOS R5 Mark IIとRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 街中でブルーインパルスを撮る
8月24日(土)に行われた東松島夏まつりの撮影は街中。航空祭とは違う背景を取り入れられるということで、事前に市内を歩いて撮影ポイントをチェックした。
まずは空が開けた矢本駅前にある「ゆぷと」の展望エリアから撮影を開始。さっそく松島基地を離陸した6機のブルーインパルスが、着陸灯を点灯させて会場正面方向から進入してきた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/480mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 200/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/160mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 200/WB:オート 6機が傘型のデルタ隊形で通過。超広角レンズを使い周囲の様子も写しこんだ。
EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F5.6)/ISO 250/WB:オート 1番機を先頭に、5機が横1列に並んでの飛行を撮影。「東松島夏まつり」ののぼりと「ブルーインパルス通り」の看板を写しこんでみた。ブルーインパルス通りは矢本駅から松島基地の若松門まで続いている。
EOS R5 Mark II/RF24-105mm F4 L IS USM/24mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 400/WB:オート
後追いになってしまったが、3機が横並びで2重になって通過した。
EOS R5 Mark II/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/1,250秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート 360°ターンするところを超望遠で撮影。
EOS R3/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/シャッター速度優先1/2,000(+1/3)/ISO 320/WB:オート 大空に5つの輪を描く。この課目を撮る時には超広角レンズがあると便利。
EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/12mm/シャッター速度優先1/2,000(+1/3)/ISO 250/WB:オート 須賀神社の横から神社のぼりを入れて撮影。
EOS R5 Mark II/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F8)/ISO 200/WB:オート 5番機が約20秒で大空に8の字を描く。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/235mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 320/WB:オート 東松島夏まつりでのラスト課目。傘型のデルタ隊形から放射状に6機が散らばるシーンは広角レンズで狙いたかったが、私がいたところは電線が気になるところだったので望遠レンズで電線を交わして狙った。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/160mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 320/WB:オート 東松島夏まつりのメインステージでは、16時25分よりブルーインパルスのパイロット9名による笑いあふれるトークショーが行われた。アナウンサーがパイロットを目指したきっかけを尋ねた際、映画「トップガン」に影響を受けたと答えた方が多かったのが印象的だった。
EOS R3/RF24-105mm F4 L IS USM/50mm/マニュアル露出(1/250秒、F7.1)/ISO 1600/WB:オート この日はこれで撮影を終えて石巻のホテルに宿泊し、翌日の松島基地航空祭に備えることにする。
2024松島基地航空祭が開幕
翌日8月25日(日)に行われたのが2024松島基地航空祭。9時00分~15時00分の実施で、閉門時間は16時00分となっていた。
多くの来場者が早朝から集まっていた。矢本駅からは松島基地の若松門が近く、航空機展示エリアにもアクセスしやすいところだ。手荷物検査場がオープンしたのは8時00分ごろに じっくり撮りたい航空機展示
航空祭の楽しみの1つが、様々な航空機の展示だ。飛行しているときは望遠レンズ越しだが、肉眼で子細に見ることができるのはうれしい限りだ。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/167mm/マニュアル露出(1/250秒、F7.1)/ISO 100/WB:オート 航空自衛隊千歳基地からやってきたF-15J。千歳基地第203飛行隊の創立60周年を祝う特別塗装機になっていた。F15Jの888号機も展示されていた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/123mm/マニュアル露出(1/250秒、F8)/ISO 100/WB:オート EOS R5 Mark II/RF24-105mm F4 L IS USM/50mm/マニュアル露出(1/250秒、F8)/ISO 160/WB:オート C-1輸送機をベースにつくられた電子支援訓練機が展示されていた。EC-1は現在この1機のみとなっており、注目が集まっていた。機首部分の大きなカバーが特徴で妨害電波装置などが詰め込まれている。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/160秒、F7.1)/ISO 100/WB:オート バイクを改造してつくられたブルーインパルスJr.の走行展示も行われた。ブルーインパルスのパロディやほほえましい走行が見られた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/400mm/マニュアル露出(1/125秒、F9)/ISO 100/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/300mm/マニュアル露出(1/125秒、F9)/ISO 100/WB:オート F-2B機動飛行
2機のF-2Bが機動飛行を行った。急上昇するハイレートクライムからの720°ターン、副滑走路RWY33を使用したタッチ&ゴーなど9科目の飛行を見せてくれた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/406mm(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 800/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート
ブルーインパルス訓練飛行
昨日に続きブルーインパルスが登場。当日は主に「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」でその飛行を追うことにした。超望遠の圧縮効果でスモークの広がりを強調するのも狙いの1つだ。
前日と大きく違うのは、青空ではなく曇り空ということ。どのカメラでも同じだと思うが、露出オートで撮ると雲の白に露出がひっぱられてアンダーになりがちだ。かといってマニュアルで飛行機に露出を合わせると、空が明るくなりスモークが雲に溶け込んでしまう。
そこで、マニュアル露出で雲の白トビがない程度の露出に設定して撮影した。またスモークを強調させるため、カメラ設定の明瞭度を+3に上げた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート
6機が星の形になり飛行する。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート 「RF10-20mm F4 L IS STM」で周りの状況を入れてみた。
EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/1,600秒、F8)/ISO 500/WB:オート 1番機と4番機が長い首を、2番機と5番機が左の羽、3番機と6番機が右の羽を表す「スワンローパス」。
EOS R3/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/451mm/マニュアル露出(1/1,600秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート こちらは「グランドクロスローパス」。その名の通りのきれいな十字架になっている。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 400/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/135mm/マニュアル露出(1/1,600秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F8)/ISO 250/WB:オート 広角レンズで頭上を狙うと逆三角形の形がよくわかる。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/343mm/マニュアル露出(1/20,00秒、F8)/ISO 250/WB:オート EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 320/WB:オート 1番機がフェニックスの頭、2番機と5番機が左の翼、3番機と6番機が右の翼、4番機がフェニックスの長い尾の部分をかたどっている。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/151mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F8)/ISO 250/WB:オート 「これが最後の課目」とのアナウンスがあった後、BGMが再び流れる。アンコールによりもう1課目の実施が決まり、会場中からは拍手が沸き起こった。
EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 320/WB:オート 午前の訓練飛行は航過飛行のみだったが、低い雲が多かったため、低い高度を飛ぶブルーインパルスを楽しめた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/343mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F8)/ISO 250/WB:オート UH-60J訓練飛行
ヘリコプターの撮影では、プロペラの動きを表現するためにシャッタースピードを調整。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/400mm/マニュアル露出(1/250秒、F7.1)/ISO 160/WB:オート シャッタースピードを1/2,000秒にすると、プロペラが止まって写り動きが表現できない。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F8)/ISO 1600/WB:オート シャッタースピードを1/125秒に設定。ヘリコプターがホバリング中なら簡単だが、飛行中はヘリコプターの動きを止めるのが難しくなる。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/125秒、F9)/ISO 100/WB:オート F-35A訓練飛行
三沢基地から来たF35Aの2機。約10分間松島基地上空で飛行展示を行い、そのまま三沢基地へ戻っていった。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/640mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 250/WB:オート F-15J訓練飛行
航空自衛隊千歳基地の第203飛行隊創隊60周年を記念した特別塗装で、背面にはヒグマが扇子を持って60周年を祝うユニークなイラストが描かれている。
背面が見えるターンを狙い800mm相当で狙ったが、私の立ち位置とは逆側へターンして行ったため全長19.4mの機体は小さくなっていくばかりだった。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/406mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 400/WB:オート F-2B訓練飛行
F-2Bの4機で模擬地対攻撃・防空戦闘デモを行った。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 800/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 640/WB:オート ブルーインパルス曲技飛行
BGMとともに場内アナウンスが始まり、ブルーインパルスのパイロット紹介が始まる。パイロットは6人は横1列で歩き始め、搭乗するブルーインパルス機の前で1人ずつ抜けていく。
続いてパイロットが乗り込むとエンジンスタート。パイロットは整備員とのハンドシグナルで飛行前のチェックを始める。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/1,250秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート フライト準備が整うと1番機から順に滑走路へ動き出す。パイロットが手を振って応えてくれた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/151mm/マニュアル露出(1/1,250秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/1,600秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/10mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F5.6)/ISO 1000/WB:オート 十字架の右側、2番機だけが着陸灯を点灯させていた。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/721mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/1,600秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/11mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F5.6)/ISO 1000/WB:オート 通過後、場内放送で「会場周辺の天候不良が回復したので、航過飛行からアクロバット飛行に変更します」とのアナウンスが流れた。会場中の観客から、歓声の声とともに拍手が沸き上がる。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/324mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 800/WB:オート 5番機によるソロ課目。機体ロールさせながら進入してきて90°ごとにロールを止めて通過していく。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/400mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 800/WB:オート 5機が縦型隊形で進入し、会場中央で一気に全機が向きを変えてデルタ形体へチェンジする。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F7.1)/ISO 800/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 800/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/196mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/1,600秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート 4番機が離脱して8の字を描き始める。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/800mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート 離脱した4番機が8の字を描きながら3機に合流していく。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 800/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/548mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/451mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F8)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/400mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/400mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/20mm/マニュアル露出(1/1,600秒、F6.3)/ISO 400/WB:オート 4機が描くクローバーの四つ葉。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/118mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/100mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/324mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/200mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/356mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/188mm相当(1.6倍クロップ)/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 640/WB:オート EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/428mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート 4機によるラスト課目。
EOS R3/RF10-20mm F4 L IS STM/18mm/マニュアル露出(1/2,000秒、F6.3)/ISO 400/WB:オート 5番機、6番機によるラスト課目。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/500mm/マニュアル露出(1/2,500秒、F7.1)/ISO 500/WB:オート 駐機場に戻ってきたブルーインパルスからパイロットが降りた。パイロット6名が1列に並んで敬礼、お互いをたたえる握手を交わす。最後は観客へ大きく手を振り、松島基地航空祭を締めくくった。
EOS R5 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/223mm/マニュアル露出(1/1,000秒、F7.1)/ISO 1000/WB:オート パイロットを絡めたシーンの撮影は多くの観客が集まるので、後方からだとほとんど見えない。そこで、観客の後方からカメラのバリアングルモニターを利用して撮影した。
2日間を振り返って
今年の松島基地航空祭の来場者数は3万640人。多くの人が集まったため基地内では通信がつながりにくかった。会場内で待ち合わせをするなら事前に集合場所や時間を決めておくのが良いだろう。
天候がコロコロ変わる2日間だったが、ブルーインパルスの飛行を3度も見ることができるなど楽しい夏まつりと航空祭だった。
「EOS R5 Mark II」は、日常的に使用している「EOS R5」と比べると最新機能が充実していて使いやすかった。
1番の違いは電子シャッター使用時の機能が充実していること。ローリングシャッター歪みの低減、シャッター音の調節、連続撮影枚数の切り替え(30コマ、20コマ、15コマ、12コマ、10コマ……)などが新たに加わり、飛行機撮影の幅が広がった。
そのほか、被写体認識設定で「乗り物優先」が加わったのが大きい。「乗り物優先」には飛行機、鉄道、モータースポーツに対応しているので視線入力とトラッキングAFを併用すれば、AFはカメラ任せにしてシャッターを押すことに集中できた。
新しい映像エンジンも加わり、「EOS R5」と比べて連続撮影した際のバッファ詰まりも気にならなかった。そして併用した「EOS R3」とも機能面で違和感がなく使用できたのが良い点だった。